ARB / トラブル中毒 (紙ジャケ)
購入場所 HMV渋谷店
価 格 1CD¥2,500
備 考 オリジナル1983年、2008デジタル・リマスタリング

今回も性懲りなくARB特集と言うかARB祭(笑)、通算6枚目のアルバムでギターの田中一郎在籍最後のアルバムです。石橋凌本人のイラストが描かれたジャケットも印象的です。
このアルバムからバンド・サウンドに厚みが増し(女性コーラスも確認出来る)、バンドとしての成長、余裕を感じさせます。反戦ソングにワーク・ソング、メッセージ・ソングも確固としたものがございます。ARBのような強いバンドが居たから、僕らは弱さを克服出来たんだと思う。今のバンドの歌は優しすぎるのかな??
好きな曲は「GIVE ME A CHANCE」や「トラブルド・キッズ」「ボート・ピープル」、ソリッドな演奏が印象深い「BLACK is No.1」ですかね。
この後、田中一郎は甲斐バンドへ移籍、音楽的に充実していたようだが個人的にはARB在籍が輝いていたかな、そう言えばベースのサンジはこのアルバムで脱退と言うか、不祥事が何かで解雇されちゃったんだよね、バンドにとってちょっと「トラブル」を抱えたアルバムか??
収録曲
01 Do It! BOY
02 Give Me A Chance
03 ボート・ピープル
04 Black Is No.1
05 ピエロ
06 War Is Over
07 モンロー日記
08 ギターを持った少年
09 トラブルド・キッズ
10 ファクトリー
このアルバムの充実があったから光浩時代にすんなり移行出来たのかも?
あ、でも一郎時代信者?で光浩時代は嫌って人、多かったからなぁ、う〜ん。
一郎時代のライブ、フルで聴きたいっす。♪Ladies&Gentlemen
正に集大成アルバムです、一郎はこれで燃え尽きた感じがします。やっぱり細身でシャープなARB時代の一郎はカッコ良かったですね。
>このアルバムの充実があったから光浩時代にすんなり移行出来たのかも?
そうですね、僕はその後の「YELLOW BLOOD」「砂丘1945」に何の違和感を感じませんでした、むしろ光浩のギターが好きになったくらいです。
一郎時代のライヴ音源ってフルで絶対に残っているはず、ARBはライヴも命だから10枚組のライヴ・アンソロジーなんかリリースしてくれると嬉しいですよね!(今は予算組めないので困りますが:苦笑)♪Do It Boy!
ARBのアルバムはまた近く紹介したいと思います、ヨロシク〜。

よく聞いていました。
今回じっくり歌詞を見ながら聞くと、トラブルキッズなんか20年前に今を予測していますね。
物騒な事件がますます多くなっているけど、今こそARBのようなバンドに若者をがつんと鍛えて欲しいと思いました。
結構、凌の作詞は今の病んだ日本を憂れう歌詞が多いのも特徴ですね、光浩時代、久時代でもそのような歌詞はいっぱい。
はたまた「Give Me A Chance」や「Mr.ダイナマイト」「発破」のような人生一発逆転的な男のロマンをかき立てる歌詞もありますよね。
>今こそARBのようなバンドに若者をがつんと鍛えて欲しいと思いました。
仰る通り。ARBで青少年の更正、育成が出来ると思うんですがね。孤独だとか、女にモテない、仕事がいやなんて、思ったらARBの歌聴けって言いたいですね。