甲斐バンド / らいむらいと (紙ジャケ)
購入場所 社内販売
購入価格 1CD¥1,875(定価¥2,500の25%OFF)
備 考 オリジナル1974年1stアルバム、24bitデジタル・リマスタリング

先日の12日には一夜限りの「甲斐バンド」名義のライヴを行ったそうですね、この様子では春先にツアーするのかな???
甲斐バンド・紙ジャケット・コレクションが発売されましたが、オリジナルに準拠としながらもなぜかこれだけはオリジナル仕様から大きく逸脱してしまったね。
まずタイトルの「らいむらいと」の表ジャケ上部に書かれていなかったり、やっぱりダメだったか〜と思ったのがバックジャケで

裏ジャケがシールとなっていて剥がしたら、オリジナル通りになるとだったら良かったのに〜(笑)あのパジャマ・ジャケだけは復刻しないで〜なんて思ったようで、まあ昔のジャケの姿を無かったことにしたいのはまあ良くあることですからね(BOZの海パン・ジャケとか)、でもこのジャケ仕様は中途半端だな〜、だったら萩尾望都のイラスト・ジャケで良かったのではないかな???
内容はフォークっぽい感じ、でもボートラの恋時雨ライヴ・ヴァージョンはROCKへ羽化する前兆のような音、久々聴いたけどフォークの感覚は残っていたね。
収録曲
01 あの頃
02 No.1のバラード
03 悪魔に狂って
04 恋時雨
05 週末
06 バス通り
07 魔女の季節
08 放課後の並木道
09 アップルパイ
10 思春期
11 吟遊詩人の唄 (ONE MAN BAND)
BONUS TRACK
12 恋時雨(LIVE)
13 バス通り(アナザー・テイク)

今回、購入を見送りました。オリジナル改変では紙ジャケの意味がありませんから…。
この辺のマニアの心理を甲斐さんはつかんでいないなあ?
昔持っていた頃に聴いた思い出で語れば、フォーク色が強く、稚拙だけど素朴な感じの演奏ですね。
でも、バス通りは歌詞も含めて好きです。
あと、亡くなった大森さんが歌う唯一の曲、アップルパイね。
そう言えば、当時の売り出し文句はチューリップの弟分だったんですよ。
同じ博多出身で、当時既にビッグでしたからね。
でも、それに反発して、英雄と悪漢以降につながったんですよね。
チューリップ=ビートルズ、甲斐バンド=ストーンズこんな図式でしょうか?

ハンパですね。帯の色使いでオッっと思ったのですが。。
初期甲斐バンドって今聞くとリスペクトの宝庫なんですが
それでも好き。w
ジャケットが中途半端な出来でしたので、これについて書かねばってことで取り上げました。
ロックバンドに変貌する前の彼らの貴重な記録でもありますから、このジャケの扱いは逆に可哀想かなと?
チューリップと同化したら、ファーストで消えてしまうバンドだったでしょうね、その反発心は甲斐氏らしい。その英雄と悪漢は別途紹介予定でいます。
僕はHERO前の甲斐バンドは後追いで、ロックバンド変貌の頃なんかスリルを感じますね。
このファーストはやっぱりオリジナルに準拠するべきだったな〜、パジャマ姿あってこそ今があるのですから。
