内田裕也とフラワーズ / challenge!+5 (紙ジャケ)
購入場所 ディスクユニオン通販
購入価格 1CD¥2,350
備 考 オリジナル1969年、最新デジタルリマスタリング

日本のロック黎明期の名盤が久々、再発されました。しかも紙ジャケ+デジタルリマスタリング、そしてボートラ5曲、そのうち2曲は未発表セッション曲でございます。これはもうたまりません。長らく廃盤であった旧規格盤(プラケ仕様)はオークションでも高嶺の花だっただけに、これは嬉しい再発ですね。無理して高いお金出して買ってしました方は御愁傷様、待ちに待った方はハッピーですな。
裕也さんが1967年に欧州に放浪旅行してインスパイアされた音楽のカヴァー集(8曲目の「左足の男」は唯一のオリジナル)、洋楽至上主義の方には単なる物真似だとかコピーだなんて言っちゃうでしょうが、しかしこのカッコいい音楽をやりたい!と言う純粋な気持ちが大事、このアルバムがあったからこそ、その後の日本のロックは発展したのだと思う(残念ながら、今は衰退しちゃっているけどね)
やっぱり和製ジャニス・ジョプリンの麻生レミのエモーショナルなヴォーカルが最高にカッコいい、日本の女性ロック・ヴォーカルのトップは麻生レミかカルメン・マキだと思っているから、このデジタルリマスタリングされた麻生のシャウトは生々しく響きますな。
また未発表セッションはクレイジー・オブ・アーサー・ブラウンの「ファイア」、ドアーズの「ファイヴ・トゥ・ワン」ってところが意外!特にドアーズなんて当時、よくぞカバーしたなと感心しております。

収録曲
01 ふたりだけで
02 イントルーダー
03 サマータイム
04 うれしい気持ち
05 グリージー・ハート
06 ヘイ・ジョー
07 ホワイト・ルーム
08 左足の男
09 心のカケラ
10 ストーン・フリー
Bonus Tracks
11 ファイヤー
12 ファイヴ・トゥ・ワン
13 ラスト・チャンス
14 フラワー・ボーイ
15 夜霧のトランペット
これ聴いてみたら意外と良かったです。
色眼鏡無しにいろいろ聴いてみることが大事ですね。
チャレンジBOXは欲しかったけど
他の4枚はいらないから敷居が高かった(苦笑)
TB&コメントうれしいです、ありがとうございます。
これをご購入されたとは意外でした(笑)
今の裕也さんの風貌なら色眼鏡で見ちゃうのは致し方ありませんが(苦笑)当時の裕也さんは20代後半で日本のロック発展のために人柱となり、色々な音楽を吸収したと思います。
裕也さんなしに日本のロック発展はなかったですね。

度々すんませんです。
色眼鏡の件なんですが自分、内田裕也ってどうしてもいんちきロッカーにしか見えてなかったんですよ。
世代的には自分より5歳以上上の人達が(もう少し上かな?)聴いていたと思うのですが、(じみへんさんのHPでもかなり内田裕也の記事があるのですが)ミュージシャンとしての内田裕也っていつもアンプやギターのせいにして弾かずに終わったり、マラカス持って「ポッポッポォパァ~~イ、ポポポパーイ」ってのしか観てないんで(しか聴いてないんで)イメージが良くないんです。
そんなんなんで、自分が中学ん時にロックフェスでいろんなバンドがやってるのに出演してたりしてたんですけど(観たのはTVですが)、そのボス的存在でコメントを出してるんですが何かただのいばってる親父にしか見えてなかったんですねぇ。
で、これを友人に頼んで購入してもらっていたのですが聴いてイメージが変わりましたよ。
俺が4歳ん時にこんなのが日本にあったてのは凄い、凄すぎ!!
お〜、コレ買いましたか〜、意外と良かったでしょ?初CD化が1990年頃すぐに廃盤となって17年後にやっと再発ですから、知らないのも無理ありません、アナログなんか買えないし。
裕也さんのイメージってそんな感じだと思いますよ(苦笑)
でも彼の70年代の日本のロックの貢献度に関してもっと評価されるべき人物だと思います。イベンターとしてはワクワクするものがありましたからね。
だからこそブログで再評価したいと思っております、個人的にはやっぱり「内田裕也大全集」のリリースですね(笑)