STEELY DAN / aja 〜山口小夜子さん追悼〜
先日、新聞を読んでいたら日本のトップ・モデルかつ日本のモデル界の先駆け的存在の山口小夜子さんがお亡くなりになった。
山口さんと言えば、1977年にリリースされたスティーリー・ダン(現在来日中)のajaのジャケット・モデルとして有名、彼女の訃報記事を読んでまず思い出したのがこのajaのジャケットです。
アルバムの中身はもう説明不要、音楽ファンでこのアルバムを嫌いって方少ないんじゃあないでしょうか。バックのジャズ・メンが最高、もう音楽のジャンルを超えたアルバムでございます。
そんな素晴らしいアルバムに独特のオーラを持つ山口さんがジャケットを飾るところなんかホント真のアジアン・ビューティだと思います。このジャケットから東洋の素晴らしさも伝わって来ます。
何年か前にディスクユニオンから紙ジャケ全買い特典のajaボックス、欲しかったな〜。
1977年って山口さんにとっても素晴らしい年でニューズ・ウィーク誌が選んだ「世界のトップ・モデル6人」だそうですね。
最近は、綺麗なモデルさん確かに多いけど、この圧倒的な存在感は超えられないでしょう。だから僕らの芸能音楽の諸先輩方々ってすごく尊敬しちゃいます、スケールがとにかく大きい、素晴らしいです。
最後に、山口小夜子さんのご冥福をお祈りしたいと思います。
収録曲
01 Black Cow
02 Aja
03 Deacon Blues
04 Peg
05 Home at Last
06 I Got the News
07 Josie
山口さんは『aja』だけでなく、日本限定で出たその名も『Steely Dan』というLP限定のベスト盤のジャケにも登場していたのですが(推薦文も書いてます)そちらも美しいです。こちらはLPが中古屋でかなり高額なので是非紙ジャケで復刻していただきたいですね…合掌。
やっぱり音楽ファンですよ山口小夜子さんと言えばこのアルバムが最初に思い浮かびますよね。
そうなんですよね、1977年と言えばとにかくパンク!パンク!パンク!でしたから当時この音は異質?だったかもしれませんね。
そう考えるとSDの方が実はパンクってのもあながち間違っていないでしょうね(笑)
日本限定のベスト盤、すごく欲しいですね〜、紙ジャケ&帯再現となると文句なしに買っちゃいます!!
やっぱりその年はパンク・ムーブメント真っ盛りで、評論家も音がそれ中心だったりして(笑)
SDの音はほんと頑固、だからこそ今でも高い評価なのかも。
お〜、そんな秘話が出ているのですか〜、生ける芸術、まだまだ出て来そうですね!
音楽の逸話って素晴らしくとても面白いです、山口さんがこのジャケットのモデルになったのも東洋に対する尊敬があったのかもしれません、素晴らしいジャケットだと思います。
先日の来日公演、小さい箱でとても良かったそうです、頑固までに変わらぬ音、いつ聴いても洗練され文句なしに素晴らしいアルバムだと思います。
今回の来日公演、山口さんの良い供養になったのではないですかね。
恥ずかしながら Billboard Live Tokyoなるライブハウスができたことも知りませんでした。
Billboard Live Tokyo、僕も知ったのもつい最近ですよ〜。
ちなみにチケット代は¥24,000、ドリンク&フードは別途料金で予約が必要な超豪華なライヴハウスみたいです。ライヴハウスも色々ありますね〜。