追悼・プロレスの神様 カール・ゴッチ氏
ゴッチ氏と言えば彼の教えを受けた日本のレスラーはアントニオ猪木、佐山聡、前田日明、木戸修、藤原喜明、高田延彦と数多くおりました。彼の教え方が日本人レスラーに合っていたのでしょう、なので彼の教えを「ゴッチイズム」って言うわけです。
「プロレスの神様」の異名もその教え方から来たものでしょうね教わったレスラーは皆崇拝しているし。
また主要プロレスのタイトルに縁がなかったことから「無冠の帝王」って呼ばれていたっけ。
実はカール・ゴッチを知った時は既に「プロレスの神様」って崇拝されておりました、実際TVやビデオで試合を観たのは
01 アントニオ猪木、坂口征二組 VS カール・ゴッチ、ルー・テーズ組
02 カール・ゴッチVS 藤原喜明
しかありません。
しかし02の試合は今から25年前の元旦の後楽園ホール、当時僕は15歳の少年、あの綺麗なジャーマン・スープレックス・ホールドはとても衝撃的!あんな綺麗なジャーマン、観たことがない。今でも鮮明に憶えております。
先程、ネットで調べたらセミがボブ・バックランドVS藤波辰巳のWWFヘビー、メインが猪木VSローランド・ボックだなんて全く記憶にありませんでしたから、余程ゴッチのジャーマンが凄かったことを思い出します。
今の日本のプロレスは米国WWEのようなエンターテイメント的なことを真似しているが果たしてそれが日本人に本当に合うのか?と疑問が残ります。やっぱり日本人にはストロングスタイルが似合うかもね。
今から25年前は1982年、やっぱり日本のロックも日本のアイドルも日本のプロレスも80年代は素晴らしかったな。

最後にプロレスの神様、カール・ゴッチ氏のご冥福をお祈り致します。
*画像はスポナビより拝借致しました。

感慨深いですね。
私もゴッチといえば、木戸修をすぐに思い浮かべます。
木戸といえば、当時南青山にあった支社へ出張へ行ったときに
向かいにあった新日の事務所前で見かけたのが印象的です。
ミスター高橋と一緒でした。
その2日後に彼はUWFへ行ってしまって。
新日から大量離脱者が出た年です。
新日本からの大量離脱事件の頃ですね。その頃は猪木さんも後から行くからと行って結局行かなかったんですよね。
ゴッチイズムを引き継ぐレスラーって考えるとほとんど引退してます、このままでは日本のプロレスが完全に廃れるかも??
米国の格闘技サイトではゴッチさんの日本の格闘技への貢献度が書かれていたそうです。
ゴッチさんの教えで打撃なしのキャッチ・ルールなら今の著明の格闘家を倒せたんじゃないかなって思います。

ダブるところが有るんですよ、ちょっとしたイメージで。
コーチングに関しては似ているところがあるかもしれません、慕われるところもそうかな??
今回の訃報を知ってから、久々に藤原喜明とのエキシビジョン・マッチの映像を引っ張り出して観ました。
ゴッチさんのひとつひとつの技術は当然ですが、組長にシッカリと受け継がれたゴッチ・イズムも改めて確認できました。
現在でその流れを一番汲んでいるのは無我になるのでしょうか。
そういえば久々にゴッチ杯も復活させるそうですが、その冠を使う以上は半端なことはできないと思うので、今後に期待しましょう。
ゴッチさんの試合ではやっぱり組長との試合が印象に残ります。ものすごくスマートな試合展開にやっぱり昔はよかったなって思います。
ドラゴンのところがゴッチ杯を復活させるようですが、仰る通り中途半端な選手ではダメです。ドラゴンが思いつきで言ったかもしれませんが、ここはきっちりとしないとダメですね、まあ無我への期待の裏返しですが。