追悼 バッドニュース・アレン選手
アレンは76年のモントリオール五輪で重量級銅メダリスト、翌年の77年には「格闘技世界一決定戦」で坂口征二(現新日本プロレス会長)と柔道ジャケットマッチで対戦、その後新日本で練習しプロレスラーとなった選手。
エース的存在ではありませんが、バイプレーヤーとして光る選手でしたね。
あれは1981年頃かな?当時、新日本プロの興行でアブドーラ・ザ・ブッチャー、S.D.ジョーンズとの「ブラック軍団」の一員として、金曜夜8:00に大暴れしておりましたね。
対する迎撃部隊は猪木さんがケガで欠場でしたが、「ブッチャー壊滅組織」(命名by古舘伊知郎)として坂口隊長(こういう言い方は大好き!)を中心に助っ人・ハルク・ホーガン、木村健悟、長州力ら精鋭達との抗争は胸踊りました。両者リングアウトでも木村健悟が回転エビ固めでS.D.ジョーンズをフォールしても当時はとても面白かったな〜。
柔道のメダリストとあってガチだと実は強いとの噂もあったアレン選手、プロレスでは自分の役割をわかっておりましたね。とても印象に残っているプロレスラーです!
最近、往年の名レスラーが亡くなりますね。1月はクラッシャー・バンバン・ビガロ、2月はFMWで活躍したザ・グラジエーター、そして今月はアレンですかー。かつて熱心に観ていたファンにとって残念でたまりませんな。
アレン選手のご冥福をお祈り致します、合掌。
ビガロ、アッサム、アレン、みんなWWFで活躍されておりましたね。日本で成長した外国人選手はどこでも通用しますから、いかに日本のプロレスレベルが高いがわかります。