中森明菜 / 不思議 (紙ジャケ)
オリジナル1986年8月11日リリース、明菜、一番の問題作??
リリースは1986年、明菜21歳、僕は19歳(僕は関係ないか)この年の明菜は更に絶好調!シングルでは「ジプシー・クイーン」、僕が大好きな「Fin」をヒットさせ、これまた大好きな「DESIRE」では2年連続レコード大賞受賞と飛ぶ鳥を落とす勢いでしたね。
このアルバム、ジャケットから顔を半分隠し、いつもとは違う感覚。ちょっと暗めなジャケットは何かを予感。んでこのアルバムですが、聴いてみると・・・。
アレンジはヨーロッパ感覚もあったりとなかなかいいです、シングルの明菜とは明らかに異なる作り、夏にリリースですが涼しげさを感じます。曲調もいいかと思います。
あえて、え!と思わせるところはヴォーカルのミックスがすごくオフ気味になっていることでしょうね。これだけでもシングル・ヒットに慣れたファンは戸惑ったことだと思います、なんだか遠くで歌っているような、エコーも強く効かせている点も特徴。明菜のヴォーカルが浮遊している感じ。まさに「不思議」なアルバムですね。それでもオリコン第1位はさすがです。よくぞまあ21歳でこんなアルバム作れるなー、アイドルでこのような実験的アルバムを作るなんてね、スタッフも凄いと思います。
作家陣に吉田美奈子、久保田真琴、井上ケン一の名前が上がっております、吉田美奈子は実際にキーボード弾いたりしておりますね。
明菜のアルバムでもかなり異端な方だと思います、ヴォーカル・ミックスをオフ気味にするだけで雰囲気変わります、ワーナー後期は実験アルバムが多い気がしますが、みなさんいかがでしょうか?明菜ファンのコメントお待ちしております。
このヴォーカル・ミックスを前面に出すと、このアルバムはまた変貌すると思いますね、でも前面に出すと、単なるオリジナルアルバムとなってしまうんだよな。この怪しいアレンジとオフ気味のヴォーカルがこのアルバムの魅力なんだろうなー。
あれから20年経った今、色々な音楽を聴いて来た分、当時え!と思った感覚が今では何でもありかなって思えます。
収録曲
01 Back door night
02 ニュー・ジェネレーション
03 Labyrinth
04 マリオネット
05 幻惑されて
06 ガラスの心
07 Teen-age blue
08 燠 火
09 Wait for me
10 Mushroom dance
「マリオネット」確かに不可思議な曲です、当時明菜21歳でよく表現が出来るなーって驚きです。
このアルバム、未聴でしたら是非聴いてみてください。え!って戸惑うかもしれませんが、新たな発見があるかと思います。
このアルバムはかなりマニアックな部類に入りますよね。
でも、自分はこのアルバムを聞いて、この人は本当に音楽のできる人なんだなと思ってファンになりました!!
確かこのアルバムは映画『エクソシスト』のサントラをイメージしたもので、『怖いのだけど、心が安らぐような音楽をやりたかった』みたいな明菜のコメントがあったと思います。
あと歌唱法も、それまでとは違った初めての試みでしたね。
自分は明菜のアルバムの中で一番好きなアルバムで、今回の紙ジャケもこれを最初に買いました。
このアルバムでお気に入りの曲は『Back door night』、『ガラスの心』、『Mushroom dance』ですね。
ところで、紙ジャケですが本当に音いいですよね!!
不思議だけは買おうと思っていたんですけど、実際に音を聞くとかなり良くて、追加で『BEST』と『Bitter and sweet』も買いました!
あと何枚か買ってしまいそうな感じです。
daisukeさんの明菜レポートまた楽しみにしています!!
明菜の不思議なアルバム「不思議」への熱いコメント、ありがとうございます。
そうなんですか映画「エクソシスト」をモチーフにしていたのですか、当時のスタッフ、かなり気合入っていたと思います。
聴いていてヴォーカルに怖さを感じますね、安らぎ!もう少し僕も聴かないといけませんな。
この明菜の紙ジャケシリーズ、写真は綺麗、音は最高と言うことありません、値段もリーズナブルですし、買えるうちにどんどん買っちゃってくださいね!(笑)
>daisukeさんの明菜レポートまた楽しみにしています!!
こりゃああと何枚か紹介しないといけないですね!楽しみに待っていてください!
このアルバム、友人で明菜好きがいたので、なんだか今までのと全然違うって言っていたことを覚えています。やっぱり、違った世界なんですね。私も早く聞けばいいものを、あれからまだ聴けていません。早くアルバムをじっくり聴きたいっす!
そうですねー、REALLIFEさんがお好きな明菜のアルバム、シングルを聴いた後にこれを聴くと、あまりのギャップに驚くかと思います。BOXの中でもこのアルバムはかなり異端、その反動もまた楽しみの一つです。是非聴いてみてまた感想述べてくださいね!
ワタシも明菜紙ジャケ何枚か購入しましたよ!
リアルタイムでは『不思議』以降のアルバムは全く聴かなかったのですが、当時の友達の明菜ファンはこのアルバムは変だ!と強く言っていたのを思い出しました。
ワタシは全く聴いていないので『不思議』に関するコメントは出来ませんが、いつの日か当ブログでも別のアルバムについて書いてみようかなー、と密かに思っております(笑)。
このアルバムは明菜の中で問題作です、ルー・リードの「MMM」級は大袈裟だな(笑)とにかく何歌っているのかわかりません、そんな内容です。
おっと、lonehawkさん、明菜紙ジャケ買われましたかー、うれしいですね。やっぱり音いいし、ジャケ写も綺麗だから明菜もカワイイでしょ?
是非、lonehawkさんのブログで取り上げてみてください、その時はコメントしに伺います(笑)
daisukeさん、すみません。「不思議」のリクエストをだしておきながら、コメントが乗り遅れてしまいました。(結構忙しかったので。。。。言い訳です)
思い出しました! 一度だけ聞いたことがあります! レンタルだったか、友達に借りたかは忘れてしまいましたが、daisukeさんの説明「ボーカルがオフ気味」で思い出しました。たしか、ジプシークィーンの直後に出たアルバムで、これ聞いて正直「やばい!」と思ったことも思い出しました。
でも、その後のシングル「Fin」とアルバム「CRIMSON」(紙ジャケ買いました)が(自分の中では)明菜至上最高のシングル・アルバムだと感じました。アーティストとしてやっていけるなとも。。。
そう言った意味でも、再度「不思議」聞きたくなりました。 daisukeさん自分のリクエストに答えてくださってありがとうございました。
乗り遅れだなんてとんでもない!待ってましたよ(笑)
記事に載せるため改めてじっくり聴きました、ちょっと怖い感じがしますね。ヴォーカルの処理を普通にしたら普通のアルバムに成り下がっちゃうような気がします。
明菜実験アルバムとしてファンの脳裏に焼き付くことでしょう、何と言っても歌詞カードを見ないと聞き取れないのがすごい!
「CRIMSON」載せましょうか??(笑)
偶然にも今日は明菜さん、お誕生日でしたか!まだ間に合いますね、「お誕生日おめでとう!」
紙ジャケの再発に触発され、「不思議」を久しぶりに聴いてみましたが、これ、やっぱりハマりますね。2003年のコンサートで「マリオネット」をくるくる回りながらステージで歌ったときは感動すら覚えました。またちょくちょく寄らせてもらいます。
明菜最大の問題作「不思議」、聴きだすと止まらない何とも言えない魅力がありますね。遠くで囁くような怪しいヴォーカルにはまりますね。
シロクマさんのブログも色々と音楽聴いているようで大変興味あります。お互い行き来して楽しい交流をしましょう、よろしくお願いします!