秋休み三日目の本日はまたしても廃線跡ウォーキングを実施しました。今回は近場です。

※グーグルマップを借用して作りました。
JR青梅線中神駅から旧立川飛行場へ向かっていた総距離1.9キロの引込線跡です。
昭和18年頃、陸軍航空工廠線として敷設され、戦後は米軍立川基地となって燃料の補給用として使われたそうです。昭和52年に日本に返還され、翌年廃線となったようですね、ネットで中神引込線を調べると平成元年までは線路が有ったようで、ああ、出くわしたかったな~。さてと今は線路は無い廃線跡、どうなっているでしょうか?

JR青梅線中神駅です。駅前は静かです。ここから立川方面に歩きます。地図上に示したカーブを曲がり切ったところに

中神引込線通りの看板がございます。ここに昔線路が有ったんだよってところが良いね。

真っ直ぐ続いております。

しばらくするといかにもな風景に出くわすとエキサイトするね。左側の道路が元々あった道路、そして青く舗装された道路が廃線跡ですね。何だか変な構造を見つけるのが廃線跡ウォーキングの醍醐味でもあります。

取って付けたような道路です。

何やら分岐地点に到着です。

廃線モニュメントを発見です。地図上の2分岐もそのまま遺っております。

当時のレールとポイント切替機と思われます。

説明看板付きですね。

当時の航空写真も付けてこれは良い説明です。分岐の外回り、内回りの軌道がはっきり判ります。

まずは外回りから行きましょう。一方通行のようです。

振り向くとこんな感じです。

家はこの廃線跡に従って作られるのが面白いです。このカーブは正に軌道跡だ。盛り土や線路が無くてもこのカーブがそそるのです。

出口は大きい道路に吸収されます。ではまた戻っていきましょう。

はい、またしても廃線跡と並行してある歪な道路ですって元々ある道路が歪じゃなくて廃線跡が歪なんですよね。

数少ない当時の遺産?これは境界線の杭か??

そして分岐地点に戻って内回りを歩いて行きましょう。

またしてもそれらしきのそそるカーブです。

これも境界杭の名残??

ここで終わりと思いきや先の市立むさしの公園に行きますと

廃線跡モニュメントその2発見!これはそこらに適当に設置したものではなくちゃんとここにレールが敷かれた位置だそうです。レールも枕木も当時の物とのこと。こうして遺った線路もまた良いね。
画像は基地方向です。

反対側です。丁度更に分岐されていたのでしょう。

更に進むと廃線跡モニュメントその3が出くわします。良いね~。

当時の物が無残に倒れているのではないか。

子どもたちの遊び場になっておりましたね。

詳しい説明書きも嬉しい。当時の整備前のレール写真が哀愁を誘う。良いね、廃線跡ウォーキングは考古学でもあるは紀行作家の故・宮脇俊三先生のお言葉、また近場の廃線跡でも歩きに行くかな。