宣言下8日目 LED ZEPPELIN / KUTABARE MOONCHILD



LINEでのプロレス話では頻繁ですが
こちらには久々の書き込みに(笑)
師匠・7番目の男さんからKUTABAREがすごいぞ!と
情報頂きましたが6枚も買うもの無いなぁってとこに
大介さんからのこちらのジャケの方を教えて頂き
即ポチりました!ありがとうございます!
内容は師匠が絶賛するのがわかりました、
今は師匠からお借りした芸者と聴き比べて楽しんでます。
しかし年末の15枚組やら928SBDといい
最近のZEP祭りはコロナショックをぶっ飛ばします!
上の曲ごとの詳細なデータ、頭下がります!
これを見ながら更に聴き込みたいと思いますます。
また師匠と大介さんとブート講義in豊田したいです!
あと、スター…の方も(笑)
この再発盤、良いですよね!ジャケットがカッコイイので無駄遣いしちゃいました。
最近何故かZEP中心に聴いております。
それがまた楽しくて仕方ありません(笑)
上の詳細をチェックしながら聴くのもまた楽しいと思います。
長いZEPのライヴ、1日はあっという間ですよ。
早く終息してまた豊田の養老乃瀧で飲みたいものです。
そしてスターダムも!(笑)
2ショットチェキ撮りましょう!(笑)

クタバレの芸者ジャケが欲しいんですが、オクには出品されていないので、BF通販しか無いかな~。送料が必要。そして現金が必要。
コメントありがとうございます。
このリストをチェックしながらお家で満喫して頂ければ本望です。
紹介してくれた7番目の男さんに感謝です。
やはりクタバレの芸者ジャケ、欲しくなりますよね。何故か(笑)
> そして現金が必要。
とても納得出来るお言葉です。最近、財布の中に現金入っておりませんからね~。カード代見込んでいるので使えないし...、でも欲しいしー...。

ブートよもやま話です。
クタバレで使用されているソースの中にMAD DOGレーベルの名があります。
MAD DOGレーベルは、90年代初頭の国産ブートCD黎明期に、TARANTURAレーベルとライバル関係にあったレーベルです。
当時のタランチュラは現在のBFがある場所にあったIKO IKOというショップでのみ取り扱われていました。
そして、MAD DOG系(おそらく、後にTDOLZなどを名乗る)はファー・イースト・レコードなどの通販店から西新宿を中心としたブートCDショップまで、広く流通したブートCDレーベルです。
どちらも国内の異なるブートレッガーが主宰したレーベルで、登場初期は互いをライバル視していました。
特に、LED ZEPPELINの初来日モノに関しては1993年に、ほぼ同時期に同日のライブを互いにリリースするという競争を繰り広げていました。
初来日の923
タラ・・・FRONT ROW
MD・・・The Storm Of Fanatics
翌日の924
タラ・・・Pretty Woman
MD・・・Afternoon Daze
大阪928
タラ・・・PLEASE PLEASE ME
MD・・・C'mon Everybody
大阪929
タラ・・・芸者
MD・・・Smoke Gets In Your Eyes
【つづく】

タランチュラは紙ジャケット仕様でどれも10,000円を超えていましたが、マッドドッグは厚手のプラケースで価格も10,000円以下に抑えていました。
使われている音源は微妙に異なり、924のようにどちらもかなり厳しい音質だったものや、923のようにタランチュラが圧倒的に優れていたものもありました。
FROT ROWで得た信頼は絶大で、その後、タランチュラの出す日本公演モノは、高額なブツにもかかわらず、極めて短期間で完売しました。
なかでも、928のPLEASE PLEASE MEは200セットしか作られなかったこともあり、私は当時、毎週のようにIKO IKOを覗いていましたが、リアルタイムで入手することができませんでした。
10数年後に中古でようやく入手したのですが、いまだに中古価格は20,000円以上もし、リリースから20年以上も経過していますが値崩れしていません。
とにかく衝撃だったのはFROT ROWのリリースで、当時のブート雑誌「GOLD WAX」誌に発売告知の広告が打たれましたが、販売するショップは自分で探し当てろみたいな内容でした。
IKO IKOで見たFROT ROWは、これまでのブートCDの概念から外れており、とにかくジャケットが豪華でかっこよかった!
横長の紙ジャケットに描かれたツェッペリン型飛行船のイラストに帯がかけられており、帯の色は白地に黒と、白地に青の2種類がありました。
ただし、白地に青のものはプロトタイプだったのか、市場に出回ることはなかったようです。
音質は皆さんご存知の、超高音質オーディエンスで文句なし!
まさに、武道館のFRONT ROWで録音されたというタイトルに偽りなしの逸品でした!
このFRONT ROWの登場で、多くの方はブートもSBDだけでなくオーディエンスもありなんだという感覚をもたれたのではないかと思います!
【つづく】

【つづき】
話は横道にそれましたが、マッドドッグレーベルの初来日モノは924、928、929の3つを当時は買いました。
というか、タランチュラはどれも速攻で売り切れてしまったため、923以外は買い逃してしまったというのが実情です。
このように、人気では圧倒的にタランチュラに軍配が上がり、音質面でもほぼタランチュラの勝利と思われていました。
しかし、クタバレによって929のマッドドッグ音源が再び世に出たのは、実に感慨深いものがあります。
1枚のブートにも様々なバックヤードがあり、また、様々な楽しみ方がありますな!
熱いコメント、時系列となってとても判りやすい解説、ありがとうございました。
当ブログの格が上がった気がします(笑)
自分は93年頃のIKO IKOの時代はほとんど知らなかったのでこういうお話はとても面白いですね。GOLD WAX誌での買いたいなら自分で探せ!って上から目線も最高、当時はハハ―っと言うことを聞いたのでしょうね(笑)
IKO IKOの前に行列が出来た、クレジットカード決済出来ると思ったら現金のみで買えなかったってお話はどこかで聞いた記憶がございます。
そのMAD DOGレーベルの復権となるKUTABAREなんですね。
タランチュラとの仁義なき戦い、当時は凄まじいものを感じます。お客さんも相当、目がイっていたんだろうな~。
そのようなお話で盛り上がるのもブートならではでしょうね。文化遺産的なお話、ありがとうございました!

よくおっしゃっていられる「安くすませたいマニア」です!最近、拝見させていただています!
こちらのKutabareとMonmchildのArigato Osakaはわかりやすく言うとどういった違いがありますでしょうか?
はじめまして!コメント、ありがとうございます。
最近は安くて質の良いブートがございますから安く集めた方がベストですよね。
Kutabare Moonchild は EVがリリースした超高音質SBDをベースに未収録、カット箇所を他の優良音源で補填及びパッチしており、数ある929の中でも決定版でございます。安く済ませるならコレ!です。
幻惑されてはタランチュラの桃音源が使われ完全版となっております。基本、この盤はどれも完全演奏カットなしですので超オススメですよ。
Arigato Osaka はEVの超高音質SBDが出る前の定番のサウンドボード(OG盤)をベースに未収録曲、カットを他の音源で補填、パッチですがロックンロール等の音質の差はKutabereが当然ながら圧倒的に良いのでこれ買うなら¥1,000のArigatoより¥1,980のKutabere Moonchildです!
今でもオク!かメルカリでも買えるかと思いますので、是非!

なるほど!詳しくありがとうございます!
Kutabateの方が良いわけですね!
あと、EVから出ている大入付き芸者ジャケの千円の929はどういった違いがありますでしょうか?
どういたしまして。
ARIGATOU OSAKAは更にウィンストン・リマスターと言って音源の音質が調整され、とても聴きやすいです。
EVは寄せ集め感が有って音質的に中上級者向けですかね。
よって
kutabare > ARIGATOU > EV大入り
となり圧倒的にkutabareが良いです。

三つとも値段も同じで(kutabareのみ違いますが)、どれを買うべきかわからなかったもので、、、
ブートは同じようなものが色々あってどれを買うべきなのか迷いに迷ってしまいます。
929に関してはKutabareが最強なのですね、ありがとうございます!
更新楽しみにしています!またよろしくお願いします!
