先月のネタですがやっとこさアップ出来ます。
今回は黒い線です。境浄水場引込線跡を歩いてみました。
まずはスタート地点からです。
JR中央線武蔵境駅です。この駅も高架となりました。
高架工事中に線路が敷かれていたところですが今は一般道となっておりました。
う~ん、何やら怪しいカーブ発見。引込線の跡でしょう。
早くも境界杭を発見です。
恐らく右側の事務所に線路が敷いてあったのでしょう。
遊歩道の作りが近くの武蔵野競技場線跡に似ております。昭和48年頃?に遊歩道となった模様です。
後から出来た道路を斜めに横切るところは不自然、その発見が楽しいよね。
広い遊歩道ですね。武蔵野競技場線に比べ遺構がほとんど無い中、
境界杭を発見!アパートのブロック塀なのですが建設時になぜか避けられて造られてます。なぜ境界杭を撤去しなかったのかは不明。
横断歩道なし。迂回しないといけません。元々踏切があった??そんな踏切跡も無い位、引込線の面影、記憶から消えそう...。戦前はこの浄水場引込線から中島飛行機武蔵野製作所への線路が分岐されていたそうです。
遊歩道全体が左に曲がるカーブです。このカーブがいかにもな軌道です。
最後のストレートです。
境浄水場に近づいて来ました。
玉川上水です。玉川上水を越えるってことは橋が無いと進めません。
玉川上水を越えたところから見てみると、橋を支える橋台が遺っておりました。境浄水場引込線最大の遺構ですね。
この橋台だけはずっと遺り続けることでしょう。
橋の橋台がある箇所はこのように無駄に広い、これも線路跡だね。
斜めに向かって先の浄水場の門がございます。
変に斜めになっているのも線路が有った証拠でしょう。
もちろん浄水場内に線路は有りません。武蔵野競技場線に比べると遺構は少ないもののインパクトある遺構が有りましたね。まあマニアックな廃線跡ですが、距離も短いし歩くには初心者向けでしょうか。
来年も似非廃線跡マニアとして活動が多くなるかもしれません(笑)