到着日 2017年5月19日
購入場所 復刊ドットコム通販
購入価格 1Book¥4,320
備 考 オリジナル1971年 2017年デジタル・リマスター
写真集、昔はアイドルや女優さんの写真集が好きでしたがこう歳を重ねると最近はこのような鉄道写真集がお気に入りです。鉄道おたくではございませんが昔は両親に電車を観に近くの駅や電車区へ行った記憶が微かに残っております。
それでかは知りませんが昭和の鉄道写真集に惹かれますね。今では観られない風景が写真集では観られるわけです。
今回は1971年にキネマ旬報社から刊行され、当時大学生であった大木茂 武田安敏 堀越庸夫各氏撮影の北辺の機関車たちが46年ぶりに復刊となりました。もちろん発売当時は知りません。舞台は今より寒さが伝わる冬の北海道、当時は道内でも蜘蛛の巣のように鉄道が張り詰めておりました、と同時に今では観られない蒸気機関車が元気に走っていた頃ですね。
利尻富士をバックにサロベツ原野を疾走する宗谷本線の蒸気機関車です。この撮影センス、当時大学生とは思えないね。バックの雄大な利尻富士、だだっ広いサロベツ原野の雪が切ない。寂しそうでも冬の厳しい北海道を蒸気機関車が元気に豪快に走っている雄姿は心が落ち着くし不思議と明日への活力となるんですね。このような冬の厳しさとそれに負けない蒸気機関車と鉄道員の姿が素晴らしい!
てっちゃんは絶対にこの写真集を観るべきですね!
今は無き天北線を走る蒸気機関車、当時は雪で大幅に運行が遅れたりするので、ベストショット場での待機時間が長かったりと撮影もかなり苦労したようです。それに負けない当時の強き若者、タフな若者だね。全編モノクロだけど、昭和を感じさせ何だか当時そこに居ないのに懐かしい気分に浸れる、鉄道写真集って素晴らしいな!