発掘その232 中森明菜 / TRUE ALBUM AKINA 95 BEST

購入日　　 2015年1月1日
購入場所　ブックオフ八王子堀之内店
購入価格　3中古CD￥1,550（当時定価￥3,600）
備　　　考　オリジナル1995年、ニュー・レコーディング・ベスト

今年は積極的にオフ・パトロール実施します（笑）

元日に何も期待しないで久しぶりに八王子堀之内店に行ったら、早速、明菜の95年MCAビクター時代のニュー・レコーディングのベストを発掘しました。今月は本当に明菜祭りとなりそうだな～。

このベストはワーナー時代の楽曲をニュー・アレンジしてヴォーカルも録り直しております。ワーナー時代の楽曲の新録音で無いのかな？と思ったらちゃんと有ったんですね。歌手としてヴォーカル・ワークも安定した頃の「スローモーション」や「セカンドラブ」を聴くのもまた新しい息吹を吹き込んだ感じとなるだろうから95年と今から20年前のベストでも期待感持てます。
そして聴いてみました。

ワイルド・ディスクと題して、マキシ・シングルの薄めのプラケに入っている1枚目は「飾りじゃないのよ涙は」「TATOO」「BLONDE」「DESIRE-情熱-」が新録音です。ロカビリーチックな「飾りじゃないのよ涙は」は新鮮、そして何よりも明菜の歌声が素晴らしい！95年のシングル「TOKYO ROSE」もロカビリーでストレイ・キャッツ風だなと思ってブックレットをチェックしたらブライアン・セッツァーがアレンジで参加し、しかも本人も参加しておりました。時おり涙のラナウェイボーイのリフを入れる遊びもあったりと明菜withブライアン・セッツァー、かなり楽しめましたね。

2枚目はワールド・ディスクドと題して、ワールドワイドな「ミ・アモーレ」「ジプシー・クイーン」「タンゴ・ノアール」「二人静」が新録音です。ニュー・アレンジはどれも良い内容です。ここでも明菜の歌唱力を発揮してます。安定した歌唱力があるからこそ、ワーナー時代の楽曲も更に美しく聴けます。当時未発表曲の「シャングリラ」を収録。

3枚目はウィスパー・ディスクとして「スローモーション」「セカンド・ラブ」「LIAR」「難破船」「水に挿した花」「予感」が新録音です。「スローモーション」と言えばデビューしたての若い声が印象的なのですが、この新録音で更に重厚の「スローモーション」が堪能出来ます。とにかく当時の明菜のヴォーカルが素晴らしいのです、新しい息吹ってこのことでしょうね。
そしてワーナー時代のアルバム「BITTER AND SWEET」収録の「予感」の新録音もこれまた新しい息吹で感動でございます。そして今の明菜さんで過去の楽曲を歌い直すとまた違う味わいとなるんじゃないかな。
2015年の明菜さん、期待しちゃいます！（ゆっくりで構いませんから）

使用感はあるものの、ちゃんとスリップケースに入って帯も付いている状態ではなかなか見つけるのは難しい1枚、お正月から素敵なCDに出会えました！