佐野元春 / VISITORS DELUXE EDITION
購入場所 タワーレコード通販
購入価格 3BSCD2+1DVD+1PHOTO BOOK¥7,776(定価¥9,720の15%OFFに更にタワレコ¥500クーポン使用)
備 考 オリジナル1984年、2014年デジタル・リマスター、初CD化4曲

秋のボックス・シリーズ第4弾!
佐野元春84年の発表のVISITORSが30周年デラックス・エディションとしてリリースされました。
やっとこさ聴けたのでレヴューします。

内容ですがアウターケースにCDが3枚にDVDが1枚とフォトブックが1冊入ってます。大きさは7インチアナログのような次世代紙ジャケでございます。
今回はDISC1&2を聴いてみました。リマスターされているようですがオリジナル・マスターを尊重する今時のリマスターで聴きやすいですね。
中身は当時高校1年生の時は衝撃なアルバム、80年代を代表するヒップホップアルバムに君臨し、サムデイで知ったにわかファンを振り落したアルバムとずっと思ってましたが封入解説佐野元春ご本人解説の「30年目のハートランド」によるとヒップホップなアルバムという意識ではなくラップ、ラテン、ロック、ポップ、ファンクを融合させたユニバーサルなロックアルバムと述べておりました。う~む確かに言われてみればヒップホップはCOME SHINING やCOMPLICATION SHAKEDOWN位だし、ヒップホップはそんな一部でしかない、VISITORSやNEW AGEのような楽曲にもっと注目浴びて欲しかったのかな?
またVISITORSはSOMEDAYを経てカフェ・ボヘミアを導いたアルバムと述べていることからカフェボヘミアはVISITORSの完成形ってことなんだろうな。DISC2の12インチ&7インチ・ヴァージョン集に収録された未発表曲CONFUSIONを当時のイメージで今回ミックスし、純粋な元春未発表曲が聴けます。当時はアルバム方向性に合わないってことでオミットして正解だったね。この曲はユーリズミックス、トンプソン・ツインズ、カルチャー・クラブ、ティアーズ・フォー・フィアーズの影響で作ったようです。
元春の当時の考えも聴けたし、そしてまた80年代指折りの日本のロックかつヒップホップアルバムであることも揺るがない自分の思いも確認でき、なんだかんだで色々と考えさせられるアルバムですな。20代の元春は創造力が溢れて凄いね。
次はDISC3 LIVE VISITORSをレビューします。これまた再発見ございましたよ。
20周年を持っているし、紙ジャケも持っているし…。
でも、ライヴは聴きたいな。
こうなったら勢いで30周年いかがでしょうか??(笑)
今までVISITORS TOURはビデオのしか知らなかったのですが、音源が素晴らしい。ここからカフェボヘミアに続くのがわかりますよ。
ライヴ音源と未発表曲CONFUSIONが目玉ですね!

VISITORSはほんとにパーフェクトなアルバムなので、「CONFUSION」は収録しなくて正解だったと思います。それより、友人の死をきっかけに、書いたけど捨ててしまったという曲の数々がどんなものだったかがすごく気になりますが、こればかりは再現不可能でしょうね。
仰る通り、タワレコのポイント10倍セールにクーポンはお店で買うより断然お得ですよね。
VISITORSにCONFUSIONは浮いた存在でオミットして正解でしょうね。捨ててしまった曲、今年のピンナップは壁からはがして捨ててしまったってことでしょうかね??
この時期の元春氏の創作力は半端無いので聴きたかったです。元春氏もポールと負け時とアーカイヴ・シリーズはいっぱいリリースしそうですね。