畑中葉子 / 強行突破 ~後ろから前からBOXより~
購入場所 日Amazon
購入価格 4SHM-CD¥7,452
備 考 オリジナル1982年、ボートラ8曲、2014年デジタル・リマスター、ゲスト:ビートたけし、若人あきら

畑中葉子さんソロデビュー35周年記念で発売されたソロボックス「後ろから前からBOX」から1枚聴いてみました。
その前にこの箱が開けにくいのでこれから開ける方は気を付けてね。

いきなりお尻のジャケットが強烈の82年発表のソロ・サード・アルバムの「強行突破」でございます。
その前にこのボックス、各ジャケットに葉子先輩と制作者のロング・インタヴューが掲載されているのが良いですね。当時のことを語っております。
この頃の葉子先輩はポルノ路線を脱却し演劇学校で一般の生徒と一緒に演技指導を受けていたそうです。
映画のオファーがあって「この子の七つのお祝いに」では裸で殺される役を演じたのですが、脱ぐことは脚本には書いておらず現場で脱ぐ状況となって当時はかなり嫌だったようです。そんな状況下でもしっかりとレコーディングはしていてこのサード・アルバムは畑中葉子流スネークマンショーなアルバムでびっくりです。

ゲストはビートたけし、若人あきら。ビートたけしさん参加の丸の内ストーリーPARTⅡ(ハードコア編)は課長とOLの電話やりとりがコントとなって笑えます。このたけしさんのアドリブな演技が笑え、他にも未発表なテイクがあるそうでかなり過激すぎてNGとか(笑)出来ればこのアルバムのボートラに入れて欲しかったな~。
若人あきらさんの物真似レパートリーが笑えます。「ミスター・ヴァレンチノ」では郷ひろみを演じ切ってます。葉子先輩もインタヴューでは、是非本物の郷ひろみさんと共演したいとの意欲を語っております、凄いぞ!先輩!
またアルバムには昭和の歌謡曲カヴァーが収録されておりますがオリジナルにも負けない歌唱っぷりに脱帽です。
「セーラー服と機関銃」「すずめ」「悪女」、当時色物扱いされた葉子先輩、歌の上手さが当時は伝わらなかったです。そして35周年経過の今、再活動した彼女への評価は高くなってきているのが嬉しいです。
そしてボートラのカセット全曲集のみに収録された歌謡曲カヴァーがこれまた驚きの歌唱です。
「私はピアノ」はオリジナルのサザンやカヴァーの高田みづえを超えた歌唱ですね。こんなにも素晴らしい「私はピアノ」に出会えてこのボックスを買って本当に良かった。当時はこれを普通にレコーディングしたって言う先輩も凄すぎです。
昭和の歌謡曲ファンとしてこのボックスは当時の状況や歌謡曲の奥深さがわかって色々と楽しく面白い箱ですね。畑中葉子にしか出来ない芸当が詰まっております。昭和の歌謡曲ファンは迷わず買うことをオススメします。また他の3枚も随時紹介しますね。

ちなみにこのお尻は葉子先輩本人ではないそうです。


今度昭和歌謡曲のみのアルバム出して欲しいですね、素材はあるわけだし
昨夜は5時間越え…無事帰宅しましたが、耳鳴りが(笑)
東京芸術劇場は本当に素晴らしいですね
ZEPでお腹一杯(笑)
昭和ロック満喫しました(笑)(笑)
このアルバムでのインタビューを読むと、これからと言う時に強引に結婚、そして結局離婚が響いて事務所に残るには脱がざる得ない状況だったようです。
芸能界は大変ですね。エロ路線を脱却するのにかなり苦労されたそうです。
この放送禁止となったハードコア編も結構過激なんですが、制作者曰くもっと過激だったそうです(笑)
あまりにも過激だからメジャーでは難しいかな?
最近、活動再開した葉子先輩、仰る通り歌謡曲アルバムをリリースしてほしいですね。平尾先生との共演ももしかして、ですよね。
昨夜のZEP、やっぱり耳鳴りがしましたか(苦笑)
最長の五時間!翌日のことを一切考えさせないところは過激ですな。お疲れ様でした。

中古EPレコードで大介さんの先輩、葉子さんの「もっと動いて」を聴き
なかなかよかったので興味を持ち、ボックスGetとなりました。
もったいなくてまだ開けていませんが、前から攻めましょうかねウヒヒ
それにしても唐突にいきなり凄い箱買いましたね。ゴールデン☆ベスト位が丁度良いかと思いますが、実際聴いてみると色物ではないことが判るオリジナル・アルバム集ですね。後ろからいくより前からの「白日夢」から聴くのが良いですね。