大都会PARTⅡ 第15話 炎の土曜日

オリジナル1977年7月12日放送
監督　　村川透
脚本　　佐治乾、大原清秀
撮影　　仙元誠三
ゲスト　柴田恭兵

お待たせしましたシリーズ？です（笑）
久々の大都会PARTⅡストーリー紹介でございます。
やっぱり紹介しないとねってことで今回はどんなお話でしょうか！？





深夜をパトロール中のトクのパトカーに無線で不審火を発見との連絡が入り、そして応援要請中に警官の悲鳴が上がる。

トクらが現場へ急行するとパトカーと警官二人が火だるまに・・・

あまりに燃え方が異常なのでサルは「ゴジラの仕業ですかね？」と言ってしまうくらいです。
現場にオートバイのタイヤ跡があったことからまずは暴走族を調べることに。

おっと、暴走族の酒田信（柴田恭兵）が敵対する暴走族から車のパーツを強奪してカーショップに転売しております。ゲストの柴田恭兵さん、当時26歳でテレビ初デビューが大都会PARTⅡでございます。若い頃の柴田さん、こういう役似合いますね。

当然、酒田の暴走族仲間も手入れとなります。酒田がおもちゃのピストルをパン！と鳴らしたので

トクに見つかり、個別に取り調べです。最初は生意気な酒田でしたが、城西署一の暴力刑事を怒らせてはいけない、すぐに従順な酒田となりました（笑）
それにしても良いショットです。この頃、優作さんは柴田さんをよくかわいがっていたようです。映画「最も危険な遊戯」での麻雀シーンも優作さんの推薦か？


城西署は陸自を招いて検証した結果、火炎放射器を使った可能性が高いことがわかった。テレビドラマで火炎放射器なんか使うの大都会PARTⅡが初ではないでしょうか？？（笑）思い切り燃やしてます。

一方、酒田は犯行の夜に敵対する暴走族の車のパーツを盗んだことがわかり酒田を逮捕し、尋問するも火炎放射器の件は知らない！の一転張りでしたが、火炎放射器を聞いて何かを思い出したようだ。

酒田が拘留中、丸さんが「酒田を許してあげませんか？」と懇願、実は酒田の父が丸さんの住む町内会の会長であり、丸さん定年後はスーパーの保安員の就職を約束されていたのだ。困ったクロさんも渋々了解で丸さんに任せることに。
捜査に私情は挟むなというクロさんでしたが先輩丸さんにはそれは言えなかったみたい（苦笑）

丸さん立会いの下、再取調べ、酒田は軍服を着た旧ドイツ軍のヘルメットを被った男とすれ違ったと言う・・・
軍服を着たという情報を元に

ここ多分、アメ横の中田商店でしょうね。ここの顧客リストからそれらしく人物を洗い出します。

怪しい男はいたものの、無関係とわかって空振り、しかし坊さんはホステスから米兵から貰った火炎放射器を転売した情報を得る、その男はイニシャルがK.Sと言う男だ。

中田商店？の顧客リストからイニシャルK.Sの男をホステス同伴で確認するが、ホステスはもう忘れたと・・・

浪人生の宍倉光一（鮎川賢）、東大以外は大学ではないと言う厳しい親元で育った男、こいつをホステスに見せたがやはり覚えていない・・・

丸さんは宍倉光一の写真を酒田に見せるが酒田は「こいつじゃないよ」

釈放された酒田、この車のボンネットを使っての動きって「俺たちは天使だ」でもよくやっていましたよね（笑）
東京キッドで鍛えた軽業か？

ちなみに乗っているバイクはイタリアのドゥカティ！バイク・ファンにはたまらない？
860と大型ですね。

なんと酒田は宍倉に電話をかけ、「犯行を見たぞ、取り合えず20万円用意してもらおうか」と脅迫します！
とんでもないヤツです！

酒田を宍倉を待ちますが、なかなか来ないのでイライラしております。そして・・・


木々からタンクと放射口が！酒田も気配を感じて、

酒田が隠れている場所へ無謀にも突っ込むと！

いきなりのビッグ・ファイアー！！

やはり犯人は宍倉であった！更に

火を噴くが、間一髪逃れる酒田、しかし腕を火傷してしまい、渋谷病院に運ばれます。

捜査は難航していたが、サルの「宍倉宅の近くで火炎放射器用の燃料を買う客が現れ、宍倉に似ていることも証言しました」、緊急逮捕へ！

丸さんは渋谷病院へ急行、丸さんの温情で釈放してもらった酒田、丸さん激怒です「なんで革ジャンが燃えているんだ！？」
酒田「そんなこと知らねぇよ！」
丸さん「お前脅迫したんだな！？」

丸さんを殴ろうとする酒田ですが、丸さんに一本背負いを食らいあえなくKOで公務執行妨害と脅迫容疑で緊急逮捕！
「定年のことを考えちゃデカもおしまい！」とデカ魂に火が点いた丸さんです。丸さん、時折カッコいいシーンありますな（笑）

クロさんとトクは宍倉を逮捕しようとするが宍倉の部屋には誰も居ない、遺書が置いてあり、自殺すると・・・
逃亡先は別荘のある御殿場！

逃亡先の御殿場で排気ガス自殺しようとするが結局死ねない・・・

クロさん、トクは徹夜で御殿場へ直行！静岡県警の応援も要請しました！

死にきれない宍倉はもうヤケクソです。

前方には検問が！バックの富士山が雄大で素晴らしい（笑）

ヤケクソの宍倉は検問を強行突破です。

御殿場でカーチェイス！


追っかけるパトカーにまたしても火炎放射器を使う宍倉

パトカー大炎上！

宍倉は鬱憤を晴らしたような表情・・・

追いかけるクロさんとトクに

来るな～～～！と火炎放射

クロさん援護射撃を要請する

トクが囮となって

背後からクロさんが火炎放射器を離させます！

ここからはトクの独断場、「立てよ！」拳銃は使わず宍倉の顔に平手打ちです。その瞬間泣き崩れる宍倉・・・

丸さんが逮捕すると「なんだ、まだ子供じゃないか」受験ノイローゼの故の犯行だったのです。

事件は無事解決、なぜか高いところに居るクロさん、エンディング挿入歌「ひとり」のイントロが流れます。


♪ひとり～、ひと～り～、お～れ～も～ひとり～♪でエンドです。

火炎放射器、本当に使っているのでびっくりします。スケールが大きいというか、とにかく今の日本の刑事ドラマ、刑事映画には出来ない芸当ですね。ちなみにPARTⅢでは更に上をいくバズーカ砲を使うから大都会シリーズ、面白すぎ！

一本アップするのに3時間はかかりますが、作っていて楽しいのでまたアップします！
この話アップして～！というリクエストにも先着1名？にだけ応えちゃおうかな（笑）

最後までありがとうございました！