THE CHICAGO BLUES BOX
購入場所 ローソンHMV販
購入価格 8CD¥9,975
備 考 1975~77年、米シカゴでのライヴ録音集
以前、新橋にあった今は無きブルース・バー、立ち呑みBLUES BAR Mojo Mamaのお客さんで80年代にシカゴに滞在したらしく、そこでそのお客さんが現地のクラブで撮影した数多くのライヴ映像をお店で観て盛り上がったのを思い出しました。これは更に遡って1975年から77年にフランスMCMレコードのフランス人女性、マルセル・モーガンティニ女史が携帯オープン・リール・テープ・レコーダーとミニ・ミキシング・ボードをシカゴのクラブに持ち込んでライヴ・レコーディングした素晴らしいシカゴ・ブルース・ライヴ集でございます。
フランス人女性がなぜブルース?当時フランス、ポーで学校の先生だったマルセル女史はジャズとブルースを欧州で紹介した将来の旦那様となるジャック・モーガンティニ氏と知り合ってブルースの虜となって、思い切ってシカゴへ乗り込んじゃったのです。凄いパワフルな女性ですね。
最初は音の悪いブート・レベルの録音だろ?と思いきや、モーガンティニ女史、すみません、謝ります。
DISC1のマジック・スリムのライヴでぶっ飛びました!もの凄くど迫力ある高音質録音じゃあありませんか!マイク固定にオープン・リールにミキシング・ボード経由ですから素晴らしい音で録音されておりますね。いや~70年代の凄まじいシカゴ・ブルースを擬似体験できますよ。
中身を開けますと、白いのが鈴木啓志氏の解説と英文解説の和訳と全曲歌詞付のブックレット、黒いのがオリジナル・ブックレット、そして一番右が紙製ジャケットに入ったCDです。8枚組98トラック、総収録時間8時間50分!
この方が先駆者のマルセル・モーガンティニ女史です。ミニ・ミキシング・ボードを操作しながらライヴ・レコーディングしているところらしいです。この女性が居なかったら欧州にブルースは広まることはなかったのではないでしょうか。
CD8枚全て聴きましたがもうたまりません!怒涛の70年代中期のシカゴ・ブルースの洪水でございます。
定番の「SWEET HOME CICAGO」「HOOCHIE COOCHIE MAN」「LITTLE RED ROOSTER」「MOJO WORKIN'」のアレンジ、味付けが違います。自由奔放ながら演奏はとてもしっかりしております。この引き込まれ方は一体なんなんでしょう??
ストーンズやクラプトンが頑張ってもまだブルースを極められないのがちょっとだけわかったような気がします。ブルースの旅は長い旅になりそうですね。どんなに頑張ってもこのCDに収録された有名無名のブルース・マンには適わないな(笑)
ブルースのパワーで音楽が更に面白く感じてきました。またしてもいっぱいCD買っちゃいそうです(笑)
ブルースの力って凄いな!
当時はこんなストリートでブルースを演奏していたのかな?カッコよすぎるぜ!
初心者向けではございませんが70年代のシカゴ・ブルースの空気を感じたい音楽ファンにオススメ!絶対満足しますよ。
CDネタでこんなにいっぱい書くのも久々ですね(苦笑)
ネットで試聴してみましたが、すごくい~い感じの音。
極上音質のオーディエンスブートみたいな。
しかし、HMVにもタワレコにもアマゾンにも在庫が無い!
「メーカー取り寄せ」扱い。
しかし・・ユニオンに・・
あったーーーーー!!
さっき注文しました!
P-VINEとディスクユニオン関係者ではありませんがお買い上げありがとうございます(笑)
当ブログがきっかけでのご購入、嬉しいですね。
初期ZEPが演奏したようなフレーズがいっぱいございます。
そして素晴らしい音質!きっと家宝となりますよ。
聴いてからの感想もお待ちしております(笑)
ブルースの洪水に酔いまくりですよ、きっと!