映画「クラシコ」
監督 樋本淳
出演 AC長野パルセイロ、松本山雅FC、バルディエール"パドゥ"ビエイラ、永井秀樹
ナレーション 安めぐみ
新橋舎弟のたかみざわ君、ご推薦のサッカードキュメント映画でございます。
これ、スクリーンで観たかったな~。
JリーグのJ1をトップリーグとするとこの映画の主役チームであるAC長野パルセイロと松本山雅(当時)が所属するリーグは地域リーグの北信越リーグで四部に当たります。そんな四部リーグのドキュメントなんて面白いの?なんて思っていたらもったいないです。
この北信越リーグで長野パルセイロと松本山雅FCの対戦が信州ダービーと呼ばれ、地元ではかなりヒートした対戦だったとは正直知りませんでしたね。サッカー以外に長野市と松本市の対立構造があり、それは140年前の廃藩置県からというから驚きです。筑摩県庁(松本市)の火災で県庁が長野県へ移転なんてのもあってそれも遺恨勃発の原因の一つだとか。それが21世紀の今、サッカーにも飛び火したわけですな。それにしても両サポーターは熱いですね、ただ松本山雅サポだけが撮影対象なのは残念ですが。
なんだか歴史的背景は違えどカタルーニャ地方のFCバルセロナとスペインのレアル・マドリードとそっくり。日本のリアル・クラシコは確かにこの信州ダービーのことを指しても過言じゃあありませんね。(ウチとフロンターレの多摩川クラシコはそういう因縁は無いですからね。)
地域リーグの試合でもスタジアムがほぼ満員なのにも驚きです。地域の活性化のヒントがこの映画からあるんではないですかね。
また、松本山雅サポの焼き鳥のおっさんが良い味だしているね。シュート撃って終わりじゃなくて、終わっても枠に撃たなきゃダメだってのには納得です(笑)
この映画撮影時では松本山雅FCは悲願のJFL昇格そして現在はJ2に在籍してますね。またAC長野パルセイロは当時はJFL昇格は出来ませんでしたが、現在はJFL上位で頑張っております。いつか両チームはJリーグの舞台で対戦して欲しいですね。そしていつかウチもJ1での対戦を楽しみしております、松本、長野遠征したいですな。
地域リーグだけでなく、歴史的背景もわかり勉強になります、そして日本代表の試合しか興味ないファン、日本のサッカーはレベルが低くて見る気がしない海外サッカー至上主義のファンに見てもらいたい映画ですね。
北信越リーグ所属の上田ジェンシャンの名もなきサポーター軍団、こういう人たちは大好きです(笑)
最後にご推薦のたかみざわ君、ご紹介ありがとうございました。
見て良かったですよねねね???
本当に良いドキュメンタリーです。
サッカーが、Jリーグが好きで良かったと心から思えます。
おらが街のチーム、こういうのがJリーグを、サッカー人気を支えてると思いました。
これを買って鑑賞した時、真っ先に大介のアニキにレビューして欲しいとおもいました!!
公約どうり、今年中に見て貰えて良かったです。
他の2作品もよろしくお願いいたします(笑)
ええ、とても良かったです。
なので、Jリーグを馬鹿にするサッカー・ファンにこそ観てもらいたい映画です。
Jリーグのサポーターとしてその情熱はわかりますし、そして素晴らしい好敵手が居るって羨ましいですね。カテゴリーは違えど、将来はJ1で信州ダービーを開催して欲しいです。
特典の福島で上映したドキュメンタリーも良かったです。
最初に3人だけで応援していたサポーターはサウルコス福井ですね。
恐竜のかぶりものしていて最高でした。ちなみにサウルコス福井は2012北信越リーグ一部優勝ですがJFL昇格はダメだったそうです。JFL昇格って大変だね!
W杯常連の代表チームや欧州・南米一部リーグのレベルが高いのは事実ですが、表面的な華やかさだけに目を向けるのはもったいないと思います。
地域リーグまで観ろとは思いませんが、どうも日本のサッカーを見下ろす傾向があるようです。残念ですね。
この映画はJリーグのサポーターで本当に良かったと思えるシーンばかりで観て本当に良かったです!
よく野球が好きなオヤジってよく居ますが、サッカー好きなオヤジってなかなか居なくてこの映画に出ている焼き鳥屋のオヤジさんがそれっぽくて良いなと(笑)
まだまだサッカー文化は根付いていないのが現状、こういう映画は国内のファンは増やすきっかけとなれば良いですね。
あ、ダヴィ、取られちゃいましたね(苦笑)