粟津號 著 / 俳優がゆく
購入場所 amazonマーケット・プレイス
購入価格 1中古book¥¥100+送料¥250合計¥350(定価¥2,200)
備 考 オリジナル1999年2月~2000年1月 旭出版企画
大都会ファンなら必読の本でしょうね。
大都会闘いの日々、大都会PARTⅡで平原春夫刑事役(通称ヒラ)で出演した故・粟津號(あわづごう)氏の著書「俳優(わざおぎ)がゆく」をamazonマーケット・プレイスで見つけて、迷わず購入しました。価格はなんと¥100、送料¥250を加算しても¥350ですからね。汚れはあるものの、しっかりと帯付きを購入できました。
秋田生まれの粟津さん、1999年2月から2000年1月秋田の地元紙である秋田魁新報の土曜日に掲載したエッセイを纏めたものでございます。この本が出版された時は粟津氏は亡くなられておりました。
エッセイですからどこから読んでもOK、俳優のお話、映画のお話、日活ロマン・ポルノに出演していたときのお話等面白くまとめてあって、読んでいてとても面白いですね。
その中で大都会関連の話もちらほら、PARTⅡでの出演決定の裏話やはたまた13話「俺の拳銃」で殉職→降板となってしまったのは石原プロ所属の神田正輝、苅谷俊介をデビューさせたいがために仕方なく降板したことや、はたまた渡哲也兄貴のことを語る箇所ではその「俺の拳銃」での自分のために涙する演技に感動したり、佐藤慶氏の蓼科での別荘!で佐藤慶と小野武彦との飲み会での口論等面白おかしく書いてありました。またトクこと松田優作とは仲が良かったらしく、優作宅でもちつきをやったり浅草で飲んだりしたそうですね。優作氏が大都会PARTⅡでヒラと一緒に犯人を追いかけるシーンで段ボールを簡単に乗り越えるトクに対して、ヒラはその段ボールで転んでばかりで犯人に逃げられてします。
その段ボールの演出は優作氏の提案だったとか。それをきっかけによくヒラにはアドリブを仕掛けたそうです。あの「眼には眼を」の時の盗聴でのやりとり(秋田おばこ、水ブタ)はそういうことだったのですね。
文中にはこのようなプライベートショットも多数掲載されておりました。正にトクとヒラのプライベート・ショットですね。お互い天国で飲んだくれているのかな。
このメンツ、濃いね。深町次長(佐藤慶)、坊さん(小野武彦)、ヒラのスリーショット!
「踊るなんとか」(笑)の坊さんはハッキリ言ってサラリーマン根性(byクロさん)で演技しているのでちょっと苦言ですね(笑)
粟津氏快心のひとり舞台「上野駅14番線」
このエッセイ集を読んで粟津氏の略歴は本当に凄いですね。俳優1本で食べていける数少ない俳優さんのひとりなんです。太陽にほえろ!でゴリさんを射殺したのはなんと粟津氏って知らなかったな~。
他にも村川透監督、三船敏郎氏、高倉健氏のことや自身の胃癌についてもも書いてありました。
特に健さんのことは最近、某アイドルグループにダメ出ししたようで、それを裏付ける?内容となっておりましたよ(笑)
また、文中に書かれていた太陽にほえろ対大都会の野球大会の映像って無いのかな??
クロさんがファーストでヒラがキャッチャー(ぴったり)で、サードは柴田恭兵ってこの映像是非観たい!(笑)
このエッセイが¥100なんて信じられない。amazonでもまだ安く買えるので興味ある大都会ファンは買っちゃいましょう!
俳優・粟津號氏が偉大な俳優であることが伝わる1冊です。
ヒラは探偵物語にも出演してましたね。この写真をみると本当にトクと
ヒラみたいです。気持ちよく酔いながらハラ踊りをしたのでしょうか?
もしかするとアレも粟津氏の持ち芸かもしれませんね。
しかし佐藤-小野-粟津ライン、こういう繋がりは意外でした。
とくに深町さんは怖そうだから余計こと・・
もしかしてご購入されましたか?(笑)
自分が買う時は¥100以下のが3点程ありましたが、先ほどチェックしたら安価のは全部売れていますね~(驚)
このエッセイは本当に面白いですよ。俳優としてポリシーを感じるし、実直なところが優作さんとプライベートでも仲が良かったのかなと想像します。なのであのアドリブ合戦にも納得ですね。
深町次長との交流は驚きました。この時は小野さんが慶さんにかなりつっかかったそうです。深町次長が上司じゃなくて良かったです!(笑)
脇役だけど個性ある俳優さん、少なくなりましたね~。
粟津さんのエッセイ、amazonマーケットプレイスでは¥100以下の古本が3~4点あったのですが当ブログの影響?でしょうか、安いのは売れちゃいましたね(笑)
読んでいるとヒラの口調で読んでいる感覚ですかね。
高倉健、佐藤慶、渡哲也、松田優作に関するエッセイが面白かったです。数々の映画やドラマに出演されていて読んでいて偉大な俳優であったことが伝わってきます。
最近、大都会へアクセスが非常に多いのでそれをチェックされたファンの方々が買ったのでしょうね(笑)
売り上げ貢献ですかね(笑)
明日、大都会ネタをアップ予定でいます。
余談ですが石原プロの粟津氏降ろしを止められなかった事を
局のプロデューサーさんは粟津氏に対してかなり悪かったと思ってたそうで
罪亡ぼしの意味もあってこの後単発で火曜サスペンス劇場や太陽にほえろ等々
機会がある時には極力起用してあげたそうです
この度は粟津氏の素晴らしいエッセイを紹介して頂き誠にありがとうございます。おかげさまでかなり楽しめました。またamazonでは何冊か売れたようです(笑)
役者に対するポリシーは今のサラリーマン根性?な俳優さん達にも読んでもらいたいですね。
今、大都会PARTⅡを観るとヒラの降板は失敗でしたね。神刑事が全く面白くない(笑)
この降板が粟津氏をかなり奮わせたと思いますね、略歴は凄いです。
脇役だけど個性ある役者さんですよね!
読み終えました。壮絶な人生ですね。
粟津さんというより、ヒラのその後の人生を綴ったように思いました。
粟津と平原、この2人被りますね。ヒラの最期のセリフが「俺、デカを
つづけます」だったかと思いますが、「俺、役者をつづけます」が彼
の本心だったかも。役者魂というのかよほどの覚悟があったのでしょう。
また、その甲斐があったのも事実なんですね。こうなると未公開作品や
ひとり舞台など他の作品も全部観たくなりましたよ。
ほかにも、彼のお爺様との会話にハッとさせられたり、悪役さんた
ちとの交流話があり、特にクロさんの撮影秘話などDVD鑑賞にも
あらたな視点が加わる内容でした。
読んでよかったです。最初に紹介してくださった入道雲様
ホストのdaisuke様ありがとうございました。
追伸:ジンは当初、前作の九条そのものでしたが、次第にトクの悪影
響が出てきますよね。トクに毒されてゆくジンを見るのも、結構面白い
かと思いますので、違う視点で鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
ドサ日記さんの鋭い感想に感動しております。
「デカ、続けます」が「役者、続けます」、このエッセイを読んで「俺の拳銃」を観るとまた感慨深くなりますな。
正にヒラのエッセイですよね。
粟津さんを再び盛り上げたいですね!
神のトクの悪影響(笑)これでちょっとは砕けましたかね~。
入道雲さんには本当に感謝です。
こんな素晴らしいエッセイを今まで読んでいなかったとは不覚、大都会ファン必須ですよね!!
DVDも再度観てみました。「刑事、続けます」のあとに
「この仕事にしがみつきます」と言ってますが、その一瞬
微笑んでいるのがとても印象的でした。あれはお芝居か
もしれませんが、平原を演じたことに悔いはなかったで
しょうね、きっと。太陽にほえろの殉職よりうまかった
と思います(笑)
クロさんにもエッセイを書いてほしいですね。
タイトルは「ヒラハラの背中」
こちらももう一度「俺の拳銃」を観ないといけませんね。
ヒラの役者魂、素晴らしいです。
クロさんのそのシーン、探したくなりましたよ(笑)
日本未公開の粟津さん出演の映画ってなかなか観られないようですが、なんとかDVD化して欲しいですね!
是非入手したいと思いました。
返信が遅れまして大変申し訳ありません。
先ほどAmazonマーケットプレイスを確認したら¥650から買えますね。エッセイなのでスラスラっと読めちゃいますよ。
面白いですから、ファンの方にはオススメです!
優作さんとのお話もほんわかしますよ(笑)