大都会PARTⅡ 第13話 俺の拳銃
監督 舛田利雄
脚本 峯尾基三
撮影 仙元誠三
ゲスト 梅野泰靖
大都会のストーリー紹介を喜んでいただくと書いている自分はとても嬉しいですね。
今回はヒラこと平原刑事役の粟津號(あわづごう)主演のお話です。
ヒラってなかなか憎めないキャラですね。
食いしん坊で、吉岡課長(小池朝雄)から、こんな状況でよく食事が出来るなとか、武井課長(小山田宗徳)からも重役出勤で帰りは定時、仕出し弁当は2人前を食べるしと皮肉を言われてしまいますが、持ち前の明るく優しい性格でクロさんに可愛がられているキャラですね。
捜査ではよくドジを踏んじゃうのですが、組織にはこういうキャラが居ると組織のチームワークってしっかりするんですよね。なので組織的には必要な人間でもあります。
そんなヒラのお話・・・
目覚まし時計が壊れて相変わらず重役出勤のヒラ、今から出張に向かうトクと会います。
この頃の優作さんは多忙で映画「人間の証明」の撮影のためにこのお話含めて2話ほど欠席となるんですね。でもこのように頭と終盤出るだけでもトクのキャラは必要ですね。
北海道が俺を待っている~!と旅行気分のトクです(笑)
ヒラが出勤したら即事件発生!現場へ直行する覆面パトカーの中、ヒラは巡査部長の昇進試験を受験したことをクロさんに報告、4度目の受験のようで、クロさんは大丈夫だよ!と励まします。嫁さんももらえばとヒラは張り切る(闘いの日々に出てきた彼女は居なかったことに???)
ソープランド嬢の久保春子が一酸化中毒で自殺していた。同僚に聞いたところ、厳しい父から離れたかったらしく・・・
城西区役所で害虫駆除を担当している父・博之(梅野泰靖)に遺体を確認してもらう。当然、娘の死に悲しむ父であったが
娘の遺留品を渡すヒラ、貯金通帳が大金だったのでソープランド嬢であったことを報告したが・・・
神経質で超潔癖症のこのお父さん、怒りが収まりません。ちなみにこの画像は害虫駆除する表情、害虫駆除するシーンは自主規制(笑)、今ならきっとクレーム来るでしょうね(苦笑)
ヒラが捜査課で仮眠しているとタレコミの電話が・・・、春子を殺したのは俺だ、城東公園に来い!と・・・。
危険を察知したヒラは拳銃を持ってその公園に向かったが・・・
突然後方から暴漢に襲撃され、拳銃を奪われてしまいます。
まずは奪われたヒラの拳銃で事件を防ぐことが優先と言うことで、やはり久保博之が疑われた。
案の定、久保は行方不明。久保を知る人に聞き込みをしてみると、超神経質で超潔癖症、害虫を1匹でも見つけたら床を剥がしてまでも駆除する徹底振りだそうで・・・。
久保を徹底的に探しまくります!とクロさんに宣言したヒラであったが・・・
ついに事件が起きてしまう。春子が勤めていたソープランド浮世絵の店長が撃たれてしまった!
幸い命に別状はなく、店長に久保の写真を見せたら、久保が犯人確定となった。
奪われた自分の拳銃で被害者が出てしまったことに責任を感じたヒラ、クロさんに辞意を表明したら、バカヤロー!殴られる。解決した後でも責任は取れるだろ!と。燃えるヒラ、走りまくります!
懸命の捜査により、久保のアジトがわかる、久保の鞄を開けると、久保のメモを発見、ソープランドに関係する者を全て射殺するというクレイジーな内容、次の標的が特殊浴場組合長・片桐竜造と判明、ヒラは片桐組合長のところへ・・・
食事を終えて出てきたところを待ち伏せする久保の前に立ち塞がるヒラ!
しかしヒラ自身が銃弾4発を浴びてしまいます・・・、弾切れとなって久保はヒラの拳銃を捨てそのまま逃亡する。
弾の摘出手術は成功するが、ヒラの両親を大至急呼んでほしいと・・・
ヒラ「クロさん、俺、刑事続けます・・・」クロ「拳銃を奪い返したぞ・・・」、クロさんに連絡が入り、久保が城西浄水所でわめいていると連絡が入る。
現場へ向かう途中に武井課長からヒラの訃報が・・・
無理難題な要求を突きつけ、城西浄水所に青酸カリ(実際は脅しで石ころであった)をばらまくと狂人の久保であったが、こんなバカな容疑者は簡単に身柄を拘束され、事件は解決したが・・・。
ヒラが殉職してしまった・・・
ヒラの亡骸と対面するクロさん、宗方先生は何かを待っていたようだったぞと・・・
クロ「刑事に命の保障はない・・・」、絶句するトク・・・。
そのヒラが待っていたものは、巡査部長昇進試験の結果であったが結果は不合格・・・
挿入歌「ひとり」をバックにひとり寂しく歩くクロさん、最後はバカ!バカ!と涙ながらにつぶやいてエンディングです。
平原刑事の大都会PARTⅡでのキャラ発揮や活躍、もうちょっと観たかったですね。トクとのやりとりでも面白いものがあっただけにね。
大都会シリーズ、これからも続けます!
ニックネームと名前と職制が同じヒラ刑事殉職以降は、ほのぼのムードが少なくなりましたね。
粟津氏をはじめ、石原、松田、佐藤慶、小池、小山田、高品各氏がすでに故人でありますが、みんな味出していますね。
次は、いや次でなくてもいいですから、「ドカン」を是非紹介してくださーい<m(__)m>
ワタシも同感です。もうすこし居てヒラと弁慶のコンビを
見たかったです。最もこの2人が組んだら、放送時
間内に事件解決しないかもしれませんが・・
闘いの日々では本厚木在住でしたか。
でも粟津さん、意外と華麗な俳優歴なんですよ。
ホームページで知りました。
闘いの日々でも、張り込み中に屋台のラーメン屋へ行って容疑者を見失ったり、結構ドジ踏む割にはクロさんにはあまり叱られない???
坊さんの方が叱責されますね。
故人の方々の演技、素晴らしいですよね。
そう言えば、サルはヒラさん!って言ってますね。
>「ドカン」を是非紹介してくださーい
了解です。大都会ストーリー紹介、意外や好評なのでどんどん続けます!
ヒラ、もっと観たかったな~。
ヒラと弁慶!(笑)
トクとヒラのやり取りも結構面白かったですが、トクと弁慶のやり取りも笑ってしまいますね。
>最もこの2人が組んだら、放送時間内に事件解決しないかもしれませんが・・
確かに(笑)
また弁慶はよくクロさんにド突かれますね(笑)
粟津さんのあんな優しい表情でも他のドラマでは悪役やっていたりしますね。芸幅の広い俳優さんだったんですね。
ヒラと弁慶、確かに楽しそう(笑)
9月から大都会PARTⅡが一気に放送だそうですね。
闘いの日々に比べると笑えるシーンが多いです。やっぱり松田優作のアドリブが楽しいですね。かなり気に入っておりますよ!
またストーリー紹介しますのでコメントお待ちしております!
大都会パート2、昔から私も好きなんです
粟津氏が生前に役者人生を綴った新聞連載をまとめた著作に
Iプロの露骨なギャラの値切り方やこの殉職劇にいたる経緯などがかなり怒りを込めた感じで書かれていました。
簡単に言えば前作でデビューしたK氏を出すためにかなり強引な形で降ろされたそうです。
元々出演予定が無かった松田優作を登板させた歪みがあったので
一概にIプロだけを責められない部分もありますが・・・
平原のキャラクターは本当に惜しいですね
大都会PARTⅡへの記事のコメント嬉しいですね!
粟津氏の著書は「俳優がゆく」ですね。amazonで安かったので買っちゃいました(笑)
これは読んで感想を述べますね。
確かにヒラは13話で終わりはちょっと早すぎでしたね。吉岡課長の10話で終わりってもの早すぎます。
その神刑事ですが、前作に比べるとあまり目立ってないですね~(苦笑)殴るシーンはちょっと浮いてます。
粟津氏の著書今から楽しみです!
また神出鬼没でコメントをさせて戴きます。実は松田優作は学校の先輩筋なんです。
アマゾン関係者じゃあないのにヒラの本、お買い上げありがとうございました(笑)
当ブログの大都会ファンのみなさんがほとんど買占めしたんじゃないですかね(笑)
ヒラのキャラ、もったいなくてもっと観たかったのが正直な気持ちです。
トクは先輩でしたか!強烈な先輩で羨ましい(笑)
またのコメント出没、お待ちしてます。こちらはそろそろ次のストーリー紹介に着手します。今日、着手しようとしたら酔って寝ちゃいました!(笑)なので明日以降に(苦笑)
ヒラはムードメーカーで憎めないキャラだけに。この回に関しては東北からやって来た純朴かつ不器用なキャラと言うのが有りまして。
しかし、梅野泰靖さんも超が付く程の潔癖症故に狂気を産んでますな。
重苦しいながらも、クロさんがハンカチで鼻をかむや桃色パーティーに乱入した時のキレっぷり。
手術している時のヒラが目を閉じてるのか、うっすら開けているのかよく分からないシーンとか。
この回の予告から小林清志さんのナレーションが入りましたね。
自分は刑事ドラマの中でヒラの殉職が一番悲しくなります。
不器用なところも憎めなくて・・・
あの被害者の父親役の梅野泰靖さんってよく知らないのですが、あのクレイジーな役どころは大都会史上の中でも指折りのクレイジーさではないですかね。
小林清志さんのナレーション!大都会の中でニュース音声は全て小林さんですな!
もっとトクとヒラのコンビ、観たかったですね。
ブログのご主人様 おじゃまいたします。
私 CSにて「大都会PART II」を全話を録画し、本当に数十年ぶりに最終話まで見ることができました。
しかし 自分の記憶に残っていたあるシーン(そのシーンを含むタイトル?)に出くわさなかったのです。
記憶にある内容は… 人質をとった犯人が「おれは ばかにされた だから(人質を)処刑する」と叫び、これに黒岩刑事が「誰もお前のことを ばかにしていない」と応じるクライマックでの場面です。番組表のタイトル名と話数を照らし合わせて確認しましたが撮り忘れは無い様でした。もしや 諸事情で放送自体に欠番があるのでは?と思い、インターネットで調べたところ、そのような書き込みにも行きあたりませんでした。
ブログのご主人様、私の中では幻になっている この回のタイトル名と話数をご存知ありませんでしょうか。
刑事ドラマって似たような脚本が多く、使いまわしという言い方は雑ですが、マイナーチェンジして他のドラマで使われることが多いみたいですね。
まぼろしのタイトルさんの記憶に残ったこのシーン、確かにPARTⅡにあったけ?って感覚あります。放送そのものに欠番は無いですね。全52話
タイトルの雰囲気から斎藤晴彦主演の「別件逮捕」??
それか、セリフの雰囲気から大都会闘いの日々??ですがそのような話あったけかな?と混乱しております(苦笑)
常連さん、思い出されたらコメントください。
役に立たない返信コメントで申し訳ありません。
人質が黒岩刑事なら、大都会PartIIIの「狙われた部長刑事」がそれかもしれません。
ニコニコ動画ログインできるなら、以下より仰せに近いシーンがご確認いただけるかと。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5814586?ref=search_key_video
遂に今夜は俺の拳銃です。
殉職がメインだけにストーリーは淡々と進んでいきますね。
チビの出番が多かったのは、やはりお父様のメガホンだからですね。
乱交パーティの豪邸、11話「対決」でも借りてますね(笑)
俳優のキャスティングは力関係が大きいんですね・・
粟津氏の「俳優がゆく」アマゾンであと2冊ですよー
アクセスのランクインどこまで続くでしょうか?
お次は次週の火炎放射器です(苦笑)
当ブログ大好評の「俺の拳銃」、このままですと9月はトップかも??
神田正輝氏のクローズアップで追い出されてしまったヒラですが、大都会ファンとしては彼の役柄は大好きなファンも多いはずです。再放送でヒラが居なくなるのを観て悲しくなりましたからね。
粟津氏の著書も只今トップ10となるか!?
紹介したらマーケットプレイスで一気に売れた本ですね(笑)
あの本は面白い!
次は火炎放射器ですか、またしてもトップ10入りか??(笑)
DSの余韻も冷めぬ今夜は本話を重箱視聴しました!
ト○○「浮世絵」の障子に「勝事ばかり知りて負くる事知らざれば
害その身になす」と書がしたためられてましたが、これは徳川家康の
遺訓でした!
明石が玉突き(苦笑)していた恵比寿駅ぎんざ通雑居ビル下で、黒さんと
サルの間に高級麻雀「峰」の看板が割って入っていました(笑)
ヒラが久保に拳銃を奪われたのは、城西署近くに実在し、池もある松濤
公園ですね。久保の電話を聞き直して確認できました( ̄^ ̄)
看護師見習いのチビが勤務時間中に指輪を嵌めているは、今ならモザイク
ものですね。
私も参加したい(苦笑)桃色パーティ会場で、明石が黒さんに一発食らわした後の黒さんの10倍返しは怖かったー
やはり参加するのは止めときます(^^ゞ
城西浄水場は多摩川かと思ってましたが、重箱捜査の結果、丸運、東京
モノレール、新幹線高架が映っていることから、平和島周辺と推理しま
した。
以上でヒラに敬意を表した捜査報告を終わります(^^ゞ
家康公の遺訓があるとは!!
古き良き東京の姿が拝めるのも大都会の魅力です。
今でも現存する建物が有ったりと探すと面白い発見があると思います。
城西浄水場はおそらく平和島でしょうね。
黒さん、怒ると怖いっす!