再掲載 大都会 闘いの日々 第5話 めぐり逢い
大都会シリーズでも個性的な悪役を演じた蟹江敬三さん死去、ご冥福をお祈りいたします。
1976年2月3日放送
脚本 斎藤憐
監督 降旗康男
ゲスト 蟹江敬三、宮下順子
DVD BOX 大都会 闘いの日々がとても面白い。
エンディングはほとんどが納得のいかない考えさせるエンディング。
せっかくいい話で終るのかなと思いきや、不幸が訪れるのです。
救いようのない展開がダウナーな気持ちとなりますね。
購入を迷われている方が多そうなので不定期ながらお話を紹介しちゃいましょう!

潮会系暴力団員の小野田(蟹江敬三)が別件で逮捕された。27歳には見えない?

本当の狙いは拳銃密輸入容疑で上げるために自白を迫ったが、結局自白せず拘留期限が切れて釈放される。


マスコミに別件逮捕を批判され、何が何でも小野田逮捕へと、小野田と面識の無いクロさん(渡)が尾行することに。

そして小野田の女(宮下順子)の存在があり、城西署深町軍団得意の囮捜査で女との接触に成功する。この接触の仕方、ちょっと強引ですが(苦笑)

クロさんの腹痛(仮病)で女に心配され、一気に意気投合する。クロさんは群馬から妹を探しにきた兄として自分を偽って接触したのです。

そうしたらこの女、めちゃくちゃ優しいのである、クロさんに焼きそばやお好み焼きをおごったり(この焼きそばがまたまたパサパサで凄く不味そう)、なんでそんなに優しいのですか?と思わずクロさんも聞いてしまいます。

映画館へ連れて行ってもらったり、はたまたインスタント証明写真でツーショット撮ったりと、その優しさに戸惑うクロさんでした。女と接触したら苦笑いばかりするクロさんの表情が良いですね。宮下順子さんもキレイですね。

そして写真を撮り終えた頃に、ついにターゲットの小野田と接触、女を路上で殴っているところを救出、クロさん殴って小野田をKO!

追っている男をおぶるこのシーンにほのぼの(笑)

ついに、小野田の自宅に入る!女が押入れを開けようとすると小野田が慌てふためる、この慌てぶりにクロさんは押入れの中に拳銃があると確信。

帰るふりをして城西署四課に電話報告し、家宅捜査を要請した。その後、女に上野駅まで送ってもらうことに。
最初クロさんは「イイですよ~」と丁重に断ったが、パトカーのサイレンを聞いて警察と鉢合わせするのを避けさせるために結局送ってもらうことになり・・・。

送ってもらう間に、城西署四課の刑事が家宅捜査し、拳銃と弾が見つかり小野田は逮捕となった。

そして女は急行佐渡59号新潟行(懐かしい)に乗るクロさんに「おにいちゃん、人を信じちゃいけないよ、結局だまされるから」と屈託のない純粋な笑顔で別れたのであった。女に名前を聞いても、そんなことどうでもいいじゃないとかわされてしまいます(役名でも女の名前はわからず)
帰ったら小野田は逮捕され・・・。

タクシーで妹が社員旅行中で不在の自宅に戻ってきたクロさん、結果的に女をだましたクロさん、半分もらったツーショットのインスタント写真を見ながらとても複雑そうな表情でエンディングとなりました・・・。
純粋で天真爛漫な踊り子役の宮下順子が素晴らしい。めちゃくちゃ優しくて、と言うか優しすぎるんだよね。その優しさに半分照れ、そして半分複雑なクロさんの表情も素敵だ。刑事ドラマの枠を超えた脚本、演出が素晴らしい。宮下順子の優しさに見ているこちらも複雑になってしまったよ~。

今回の直子役の篠ヒロコさん。
そしてBar「ムンク」でのクロさんと直子さんの雰囲気も良い感じです、妹は社員旅行で不在、外食で野菜が摂れないクロさんに優しくサラダを用意した直子さん、そのサラダを盛り付ける直子さんの表情は良いな~。でも捜査でその日はお店に行けず(泣)
やっぱり大都会 闘いの日々は面白い!

あれ?狙われてます?(笑)
欲しいのはやまやまなんですが 悩みますね~
もう少し悩んでみます。


>文章に引き込まれました
ありがとうございます!ストーリーがわかるように、画像を使ってみました。人に伝えるって難しいですよね。伝わるととても嬉しいですね。
大都会ですが5/2からレンタルで観られますよ。
今のテレビでは出来ませんね(笑)
いや~、面白いところチェックされて懐かしい気分となりました。
大都会は面白いのでこれからも紹介していきますよ~。
コメント頂き、嬉しいです。
篠ひろ子さん、今はセミリタイア状態ですね。当時28歳だそうです。
現在64歳ですが、きっとお綺麗なんでしょうね。

EDでは、刑事ドラマではよくある高層ビル群の空撮シーンが見られますが、ビルの周辺が(開発途中だから?)スカスカなのが時代を感じさせますね~。
また観たくなったのですが、DVDの方は予算が全く無い(涙)ので、現在OA中のチャンネル銀河(スカパーe2)に急遽入っちゃいました(^^)
ええ、CSで待望の放送ってことで話題になりましたね。
まさかDVD化されるとは思いませんでしたよ。
西部警察のようにセレクションDVDじゃなくて良かったです。
エンディングの空撮、高層ビル街がスカスカですね。都庁もありません。
>現在OA中のチャンネル銀河(スカパーe2)に急遽入っちゃいました(^^)
これは間接ながら経済効果ありますね(笑)
紹介して良かったです。
更にお話を紹介します!

放送時、派手なアクションで話題となっていたのをふと思い出し、見るなら最初からと、ついレンタル。
そのパート2&3とのあまりの違いに目が点になってしまいました。
でも、1巻での松田勇作とか、出てくる俳優の豪華さと、脚本の凄さに思わず次をレンタルしてしまいました。
そして、2巻で完全にハマってしまいました。
第6話と7話のチンピラの対比がたまりません。
6話での逃げようと狡すからく立ち回るチンピラのたくましさ。
7話で組織の都合で押しつぶされてゆく鉄砲玉と、それに巻き込まれた幸薄い女とのドロドロ。
いや~、濃いです。
そして大都会の世界へよーこそです(笑)
大都会ファンが増えたことに喜びを感じます。
今の刑事ドラマには無い深い味わいがございますよね。
エンディングがいつも考えさせられます。
PARTⅡ&Ⅲはまるで別世界です。
この第5話は宮下順子さん演じる女が実に良いんです。
クロさんに思い切り騙されても屈託の無い笑顔にこちらもちょっと複雑になってしまいます。クロさんの苦笑いは「僕ら」を代弁しているような気がしましたよ。
またコメントくださいね!


捜査資料繰っていたら、蟹江氏はPARTⅡでは31話殺人計画No4、
49話逃亡の果て、PARTⅢでは44話テロルの仮面に出演されてますね。
今井健二氏、田中浩氏とともに大都会悪役に強烈な印象残しましたね。まだ60代とは、ご本人も無念だったのではないでしょうか。
今夜のおとり捜査官は、録画せずに見ます。
ご冥福をお祈り申し上げます。

氏の出演されたCMを貼ってその名演を偲びたいと思います。

テレ東の「ガイアの夜明け」のナレーターが代わっていたから、あれ?と思ってましたが。
今では善人役が多かったですが、当時は悪役が多かったですし。後、日活ロマンポルノとか。
蟹江さんは宮下さんとは「赤線玉の井 ぬけられます」という映画で共演してます。稔侍さんや長塚京三さんなど、理想の上司を演じてる役者さんも昔は悪役が多かったですが、それが糧と成って今に至るのですね。
「あまちゃん」の元気なお爺ちゃんが忘れられません、残念です。
アメリカのヒップホップ歌手カニエ・ウェストが出て来た時、蟹江さんと関係有るの?何て言われて。ご冥福をお祈りします。
蟹江ワークスの幅広いこと!
映画、TV、CM、ナレーターで何本こなしたのかな??
膨大な量で驚きです。
反響が大きいのでCM集でも貼り付けて偲ぼうかなと思います。
合掌。
大都会シリーズでも個性ある悪役が光ってましたね。
この「めぐり逢い」ではクロさんとの格闘シーンも良かったです。
まだ69歳、更に円熟味ある演技を見たかったですね。
合掌。
日刊アルバイトニュースの牛CM懐かしいですね。
蟹江さんと言えば「熱中時代」も思い出します。
何でも出来る俳優さん、少なくなりましたね。
今の俳優さんは仕事選んでそうで・・・
合掌。
個性ある俳優さんでしたね。何でも出来る、アクション映画にも出ていたし、はたまた先生役も。大都会での悪役もはまってました。更に円熟味ある演技を見たかったですね。とても残念な想いです。
合掌。