再掲載 大都会 - 闘いの日々 - 第8話 俺の愛した ちあきなおみ
脚本:倉本聡
監督:村川透
ゲスト:蜷川幸雄、高橋洋子
追悼・蜷川幸雄氏
享年80歳、舞台俳優の方々は蜷川さんに怒られたかった方多数でしょう。
「大都会-闘いの日々-」では俳優(元々俳優でした)として出演、テレビ局のプロデューサー役が似合ってます。40歳の頃の蜷川さん、若いですね。自分は藤原竜也君主演の「身毒丸」を観劇した記憶がございます。
ご冥福をお祈り致します。
先日発売された「大都会 - 闘いの日々 -」DVD BOXがとても面白い1話完結の45分と言う短い時間で無駄が一切ない作り、そして個性あって豪華な出演者、1話45分だからついつい次も次もでまるでゲームに夢中になってしまう位に引き込まれます。自分はこういう刑事ドラマも好きで、ついついクロさん(渡哲也)の目線で城西署四課の刑事になりきっちゃいます(笑)
今回観た第8話「俺の愛した ちあきなおみ」は本当に変わったタイトル、実際にはちあきさんは出演しておりませんが、ちあきさんの代表曲「喝采」が上手い具合に流れて、しんみりとどんよりとした雰囲気に浸れます。
今回も北海道から上京してきたスターを夢見た少女(高橋洋子)の可哀そうなお話、それと同時にクロさんの過去の恋愛も進行します。とある芸能プロダクションを経営していてなおかつ暴力団関係の男が、とある男の部屋で殺された、当然その部屋の男が犯人として疑われた・・・。
城西署内の記者室、いや~濃いメンツですね。裕次郎、錠、柳生博、平泉征(現 平泉成)がポーカーで博打してます(笑)
ゲストは現在は作家の高橋洋子、スターを夢見る歌手の卵・木下マヤ役で出演、北海道美唄市の素人のど自慢大会でちあきなおみの「喝采」を歌って優勝し、それを引っさげて北海道からスターを夢見て上京し、初のテレビ生出演を掴んだが・・・
今や演出家の蜷川幸雄が日テレのプロデューサー役で出演、頑張ってましたね(笑)
実際に北海道美唄市で撮影しているんですね。この駅は今は廃線となっている三菱鉱業美唄鉄道の常盤台駅でのロケ、お金かけてますな~。残念ながら電車は入っておりませんでしたが、鉄道ファンには驚きの映像?
実は殺害したのはマヤであった。テレビ出演を引き換えにテレビ局に影響ある大物作曲家への枕営業を殺された男から強要されたのであった、芸能界ではよくありそうなお話だよね。大物作曲家に食い物にされたマヤはその強要した男を殺した。テレビの生放送で殺したことを告白し、動機を話そうとしたときに音声をカットされ、ちあきなおみの「喝采」が流れます。「喝采」が流れているときのセリフは一切なし、視線だけで演技しております。「喝采」の歌詞が今回のストーリーの一部にマッチするんですね。
結局、歌手の卵を食い物にした憎き大物作曲家は裁かれず、食い物にされた少女が逮捕され・・・、「喝采」が流れる中、重い雰囲気でエンディングの大都会のテーマで終了、悲しいお話です。
倉本聡の脚本、そして村川透の演出が素晴らしい。ちあきなおみの「喝采」の使われ方が素晴らしい。タイトルの素晴らしさと相乗効果をもたらせてます。「喝采」改めて良い曲だとしみじみと感じた。
それにしてもクロさんはどうして破局したのだろうか、妹(仁科明子)の「あの件がなければ・・・」が気になります。それは追ってわかることでしょう。
ちなみに大都会箱は5/2からレンタル開始されますので、気になる方はレンタルでどうぞ!!
発売前の予告編も今回付けちゃいます!
この箱欲しいですが、深夜食堂BD箱、孤独のグルメ箱があってそこまでお金が回りません。でも、記事が載る度欲しくなってしまう。
罪なブログですぜ。
現在、最安値はamazonでの¥22,000強です。
このテレビ映画、今のテレビでは出来ない素晴らしい刑事ドラマ、人間ドラマではないかと思います。
観ていて、本当に悲しくなります(泣)
>でも、記事が載る度欲しくなってしまう。
では、これからもどんどん載せちゃいましょう(笑)
柳生博さんはほとんどが博打しているところしかありません(笑)
それにしても濃いメンツですよね~。
そうそう、仁科明子さんがとてもかわいい。
大都会を観て、しみじみしとしてください。
昔のドラマは本当に面白いです!
蜷川氏も出演していたんですね。
BS11の放送も終わり、録画を見たのですが、記憶がありません(^^;
蜷川氏に対しては、怖いイメージしかありませんね(^^;
それはともかく、今、関西限定かもしれませんが、デイリースポーツで「大都会の群像」という
コラムが連載されてます。
今日の昼食時に、食堂で見ましたが、既に20回以上続いているようです。
今日は峰竜太氏のエピソードで、煙草は峰にこだわっていたそうです。
図書館などでバックナンバー探してみます。
蜷川さんは大都会闘いの日々で二度出演しております。そこからは恐いイメージは全くないですけどね。
デイリースポーツの「大都会の群像」、ネットで調べてもネット版には掲載されておりませんね。ヤフオクに出品される位のアイテムです。
峰竜太でタバコは峰ですか!
バックナンバーあればスクラップブックにしたい位ですね。数少ない大都会本になるかもしれません。
「大都会」も見ていましたが、蜷川さんが出ていたエピソード覚えてないです。
蜷川さん、スミマセン。
「身毒丸」舞台観劇ですか、蜷川さんの演出は、
もう本当に独創的で芸術の極みらしいですからね。
すぐ近くに、藤原竜也さんの超がつく大ファンが
いてるのでよく聞かされてます。
日本の芸術を引っ張ってきた方だと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
大都会の蜷川さんですが自分もDVD買って知った口です。俳優出身の演出家とは意外でした。
「身毒丸」の藤原竜也君はまだ十代でしたよ。
あの蜷川さんの情熱、80歳であの情熱を自分はキープ出来るかな???
図書館で大都会の群像まとめて読んできました。
ムック三冊からのエピソードが多いみたいです。
それでも、闘いの日々のオープニングを石原氏が監督したとか、最終話でのクロが口ずさんだのはアドリブとか、初ネタもあります!
蜷川氏が亡くなる前のコラムでは、「俺の愛したちあきなおみ」の高橋洋子氏も取り上げられてましたよ。
火~金の掲載なので、一度駅売りなどで確認されて、図書館にあたられたらいかがでしょうか!
私は今週からデイリースポーツ購読し、BS放送も気合い入れて観ます(笑)
蜷川氏の逝去、日曜になりまして知った次第です。
演出の方では有名になりましたが、part2の「非常線突破」ではお前中国人か?的な台詞回しで印象に残ったものです。
あるいはこんなネタ要員された姿もw
http://stamp.bokete.jp/663347.png
by旅人
早速、図書館でチェックですか!早いですねぇ~。
ムック三冊からの抜粋と思いきや、何と初ネタもございましたか!!
火曜日から金曜日の掲載なら今度の休みの火水は買ってチェックしましょうかね。
高橋洋子さんの記事、読んでみたいです。
貴重な情報ありがとうございます。
蜷川さん、非常線突破に出ていましたね。中国人!確かにそうでした(笑)
大都会での蜷川さんはあまり語られないようなので僕らで盛り上げましょうよ。
ネタ要員、爆笑!さすが旅人さん、よくぞ選んでくれました。
太地喜和子からダメ出し食らったのも水戸黄門でのこのキャラだとか。
正体曝した光圀の前でも媚びない・怯まない存在であったはずなのですが、菅貫太郎の麻呂に全て持っていかれた感もございます。
by旅人
今頃天国で太地さんと飲んでるかもしれませんね。
でも太地さんには頭上がらないかも(苦笑)
蜷川さんの演出については色々なところで語られてますが、俳優時代の役についてはあまり語られてませんね、今後ポツポツ出てくるのかな??
旅人さんの調査が面白いです。
ニュースでお通夜や葬式が報じられたのを見て如何に沢山の人達に慕われたか。
蜷川さんの俳優時代だと数年前にBSジャパンで「大江戸捜査網」の再放送してて、見たことのある顔だなあと思って、エンディングを見たら「蜷川幸雄」と。大都会にも出てたんだ知らなかった。
ご冥福をお祈りします。
俳優から演出家への転身でこの人気、凄いものを感じます。訃報記事では舞台人は彼の洗礼を誰もが浴びたかったことだろうと書かれたことに納得です。
俳優時代のワークス、色々と調べたいですね。大都会では蜷川さんの地に合った役でしたね。