沢田研二 IN 夜のヒットスタジオ その1
購入場所 amazon.co.jp
購入価格 6DVD¥18,331(定価¥26,250の27%OFF)
備 考 1975年~1990年フジテレビ「夜のヒットスタジオ」出演分

昨年末にリリースされた「沢田研二 IN 夜のヒットスタジオ」をやっと観ることが出来ました。
それでもやっと半分ですので、今回は1975年~1979年分、ディスクにして3枚目までの分をレヴュー致します。
ジュリー自身、過去のヒット曲のベストやこういう映像リリースは、ファンと温度差がございましてどうも懐メロ的歌手って観られるのが気に入らなかったようですね。しかしながらようやく重い腰?を上げてくれて「夜ヒット」出演DVDリリース決定には自分も驚きましたね。ジュリー全盛時は家庭用ビデオは普及しなかった時代ですから、ビデオに録画なんか出来るわけがない。一度観たらそれを頭にインプットしなければなりません、昔はそういうインプットだけでも鮮明に記憶しているものでしたね。しかしながら、このようなテレビ素材が出ることはファンとしてとても嬉しいことです。
一番古い映像は1975年の「白い部屋」から。残念ながらそれ以前の映像はフジテレビに残っていないようです。当時の司会である芳村真理、三波伸介とのトークがとても新鮮!「白い部屋」「巴里にひとり」のジュリーは何だかデヴィッド・ボウイみたいだ。とにかくカッコいいのだ。

赤いジャケットがとてもお似合い、これは「時の過ぎゆくままに」です。
DVDを観て何回かの出演で衣装も違う、振り付けがマイナーチェンジしている、バックの井上尭之バンドのアレンジが微妙に異なって視覚、視聴的にとても楽しめます。
初めて観た「立ちどまるなふりむくな」や、ユーミン作詞・加瀬邦彦作曲の「ウィンクにさよなら」に感動。
そして当方を音楽好きにさせたのが

スリーピースのスーツとハットがバッチリ決まっている「勝手にしやがれ」です。
この曲に出会わなかったら、音楽を好きになっていなかったでしょう。ちなみに初めて自分のお金で買ったアルバムは「勝ってにしやがれ」が収録されている「思いきり気障な人生」でした。
無敵なカッコよさ!今の日本の歌手や俳優が束になってかかっても敵わない。ジュリーこそ真のスターですよね。
また「サムライ」は伝説の畳50畳で歌った「畳サムライ」もオフィシャル初収録、更にジュリーのダンディズムが爆発しております!

「カサブランカ・ダンディ」です。とにかくカッコいいの一言です。あんたの時代は良かった~♪
意外だったのが「OH!ギャル」の失敗ヴァージョンがまるまる収録されているには驚きました。こういうのご本人が一番嫌がるとは思うのですがよく収録できましたね。
「MY WAY」では五木ひろし、森進一、布施明と共演もバッチリと収録されてます。権利クリア大変お疲れ様です。
歌唱シーンはバッチリ収録されておりますが、大好きな井上順&芳村真理との軽快なトークやヒットリレーの箇所で一部オミットされているのは残念、まあ写っちゃあいけない方が居るんでしょう。今回も気になるボカシもございました。確認できたのはキャンディーズ、ピンクレディー、ゴダイゴ(一部だけ?)、高田みづえ等々、ある女性歌手のぼかしはわからなかったな~。ヒットリレーでぼかしなしで確認できて驚いたのが柳ジョージ、チャー、竹内まりやですかね。そのオミット分を差し引いても歌唱シーンだけで十分満足できますよ。
1979年のDISC3まで観ましたがとにかくカッコいいの一言!
昭和の歌謡曲ファンは必修課目的なDVDです。次は是非、ザ・ベストテン映像集とか出て欲しいです。そして一度発売アナウンスされて中止となってしまった「比叡山コンサート」等のライヴ・アルバムが紙ジャケ&リマスターでリリースされたら嬉しいんだけどな~。あ~、生きていて良かった!
収録曲(DISC3まで)
DISC1
1975~1977
白い部屋
巴里にひとり
時の過ぎゆくままに
立ちどまるなふりむくな
ウィンクでさよなら
コバルトの季節の中で
さよならをいう気もない
勝手にしやがれ
DISC2
1977~1978
憎みきれないろくでなし
MY WAY
危険なふたり
勝手にしやがれ
サムライ
ダーリング
1978~1979
LOVE (抱きしめたい)
カサブランカダンディ
OH !ギャル
ロンリーウルフ
こういう映像をカラオケボックスかなんかで好きな仲間とお酒を飲みながらワイワイ観ながら語りたいですね。
ではその2を残り3枚観てからレヴュー致します。

沢田研二、いいですよね。曲目のほとんど9割が歌えそうな感じです。立ち止まるなふりむくなは超名曲ですね~ カラオケ行きたくなりました。

・ぼかしが誰かを考えるのも楽しみの一つと思えば許せるでしょうか・・・。
・OH!ギャル歌えなくなったバージョンは衝撃的でしたね。
・なにかのTVで録画していた『危険なふたり』の映像が1977年の物だとわかってちょっぴりガッカリ。
・私も今一度ゆっくり映像を楽しみます!

僕も「勝手にしやがれ」から大ファンでした。
「カサブランカ・ダンディー」でしたっけ?ウイスキーをぶふぉー!!って吹き出すの。真似しましたよ。
「TOKIO」のイントロのギター・リフ、まさに70'sロックみたいで今聴いてもかっこいい!ジュリーには想い出がいっぱいです。
夜勤初日、無事に終えることが出来ました。
自分も自然と歌えちゃいます。阿久悠の作詞、大野克夫の作曲が光ってますね。「立ちどまるなふりむくな」の哀愁さがたまりません!たまにこの曲はカラオケで歌ってしまいます。
ようやくジュリーとファンの思いが一致したDVD箱、TV映像はどんどんリリースして欲しいですね!
このような歌謡曲箱も深夜にじっくり味わい深く鑑賞すると最高ですよ~!
DISC4の鑑賞も楽しみです。今回、スポンサー関係で歌えなかった「渚のラブレター」、プロモとしてベストテン以外では歌わなかった「ヤマトより愛をこめて」収録のベストテン箱リリースに期待しております!
NGの方のボカシはあれ誰だろう?って考えるのがまた良いですよね。
OH!ギャルの失敗ヴァージョンはよく収録したなと、ジュリー本人が昔のことだよ~ってスルーしたとしたらこれぞ大人の対応でしょうね!
いっぱいヴァージョン違いもあって楽しめますな。
このDVD箱オススメですよ~。
「勝手にしやがれ」のカッコよさに痺れたのが小学校4年生の頃、そこから洋楽邦楽とのめり込みました(笑)
自分も「カサブランカ・ダンディ」で学校の水道水でぶわ~っと吹いてもカッコ悪かったですね(笑)
TOKIOは加瀬邦彦作曲ですね。あのギター・リフ、カッコいい!とにかく全てがカッコいいジュリーですね!