映画「南へ走れ、海の道を!」(1986年松竹)
購入場所 amozon.co.jp
購入価格 1DVD¥2,146(定価¥2,940の27%OFF)
備 考 1986年松竹 監督・脚本:和泉聖治、製作:奥山和由、原作:佐木隆三、音楽笹路正徳
出 演 岩城滉一、安田成美、柳葉敏郎、米山善吉、小沢仁志、苅谷俊介、鰐淵晴子、畑正憲、峰岸徹、長門裕之、室田日出男、萩原健一(友情出演)、志賀勝、片桐竜次


正月は映画のDVDを買って深夜に観るのが好きですね、しかもちょっとマイナーなのを。
これはファン待望の初DVD化作品で、ファンの間でも岩城滉一最高傑作と評価が高い映画でございます。
当方も存在は知っていましたが、amazonカスタマー・レヴューの評判が良いので、買って観て見ると・・・
これは面白いですね!日本にもこのようなハードボイルド映画があったんですね。
ストーリーは些細なことから暴力団にケンカを売ったギバちゃんの友人が逆にやられ、その友人を助けに行ったギバちゃんが殺され、ギバちゃん兄役の岩城が復讐する内容。
キャスティングも素晴らしく、組織の親分に室田日出男、補佐が峰岸徹、別の組織の親分にちょっとですがショーケンが出演しております。若きギバちゃんの目つきが鋭い演技は素晴らしい。そして岩城がもの凄くカッコいい!今までどちらかと言えば、チンピラや暴走族、良くて優作さんの舎弟レベル、カレーのCMのイメージの岩城でしたが、ここでの銃捌き等のアクションはバッチリ決まっている。ラストの組織へ乗り込んでの銃撃戦は、日本のハードボイルド映画の中でも指折りの出来じゃあないかな。
まあ細かく突っ込むところはあるものの、80年代の日本にもこのようなハードボイルド映画が存在していたとは嬉しいよね。しかも松竹ですよ。
ヒロインの安田成美も良い、ナウシカ・ガールが拳銃を撃つシーンはこれまたカッコいいよ。
あ、この映画、ガンマニアにも評判良いようで、銃捌きや色々な銃、マシンガンが出て楽しめるらしいよ。
細かい役所では、片桐竜次の出演は暴力組織にぴったり、岩城に射殺されますが、そのやられっぷりも素晴らしいです(笑)
室田日出男はどちらかと言えばおろおろした感の親分、峰岸徹の補佐役に凄みがあるね。ちなみにムツゴロウさんは岩城を助ける獣医役ね(笑)
やっぱり昔の俳優さんは凄みがあるね。当時の現場で揉まれたギバちゃんや安田成美もいい経験だったんじゃないでしょうか。
この松竹のあの頃映画シリーズ、不可能と思われた映画がDVD化され、ラインナップはなかなかの出来です。よし、次は何を観ようかな。
色気もあるし、現在もお美しい・・・旦那のとんねるず木梨さんが羨ましい!

安田成美さん、当時二十歳ですね!
当時、岩城氏も安田はいいね!と褒めておりました。
拳銃を使ってアクションも演じております。そういう俳優は好きですよ。
ギバちゃんも眼光鋭くてカッコ良かったです!