藤子・F・不二雄大全集第3期第2回配本 SF・異色短編 第1巻
購入場所 復刊ドットコム通販
購入価格 1book送料込み¥1,575
備 考 オリジナル1969~1974年「ビックコミック」掲載

藤子・F・不二雄大全集も第3期に突入し、更にパワーアップしております。
単行本初収録も多数とファンは見逃せません。
このSF・異色短編は別の藤子F先生の顔が存在してますね。
幼少、子供向けのマンガを描きながらこのような青年コミックに掲載していたとは驚きですね。その作品はほとんどが後味が悪く、ちょっと考えさせられるストーリー及びエンディングなんですね。また当時から世界の未来への不安も見事に適中?しているようなストーリーにも驚かせます。

ビックコミック1969年10月10日号掲載「ミノタウロスの皿」、とある星に漂着した主人公(人間)、その漂着した星の支配者はなんとズン類(牛)、そしてウス(人間)は家畜でズン類に食べられる身!
言葉は通じるが話が通じない、価値観のズレが上手く描かれております。言葉は通じても話は通じない、価値観のズレって21世紀となった今、人間同士でも一番顕著に表れてませんかね???
ビッグコミック1975年4月25日号掲載「カイケツ小池さん」、ラーメン大好きな名わき役の小池さん、おっとりとして人が良いキャラって思っている方多数だと思いますが、実は正義感強すぎの凶暴な男であったことは誰も知らないだろう。小池さんのキレっぷりが凄い(苦笑)
ビッグコミック1973年2月25日号掲載「劇画・オバQ」、これを初めて読んだ時のショックは今でも忘れません。絵がタイトル通り劇画チックで正ちゃん、ゴジラは昔の面影一切なし、Qちゃんもなんだかやつれたような絵です。エンディングでこれが真のオバQの最終回?このような明るいキャラに最終回は無いってことを信じたい。いつ読んでも暗い気持ちになる、藤子F先生の恐い一面でもあるね。他にもファンタジー的なものや笑えるのもあるにはあるが、ついつい暗くなりがちとなってしまうよ。完全に大人向けの内容です。
このSF・異色短編集は全4巻、ドラえもん以外の藤子F先生作品が好きってファンには必須でしょうね。まとめて読めるのもこの大全集ならではです。
小さい子供から大人まで満遍なく楽しめる笑える、そしてドキっとするようなストーリーを描ける藤子F先生の偉大さが伝わる1冊ですね。
凄いね・・・。
「劇画・オバQ」は正ちゃんとよっちゃんは別の人と結婚しているし、劇画チックに描いているのでQちゃんはちょっとふけてやつれた感じです。
これがオバQの最終回とは思いたくないですね。イメージを破壊するマンガとして藤子F先生、かなり読者に対しても挑発的ですね。

