杏里 / apricot jam (紙ジャケ)
購入場所 amazon.co.jp
購入価格 1Blu-spec CD¥2,500
備 考 オリジナル1978年、2011年最新デジタル・リマスタリング
たまにはこのようなアルバム紹介も新鮮だと思います。当ブログは何でも共存しております、ひとつのジャンルにこだわらないのが特徴ですから(笑)
いつのまにかフォーライフから杏里の初期オリジナル・アルバムがリリースされておりました。最新リマスターでBlu-spec CDと高品質CDでなおかつ紙ジャケ、CD化はものすごく久しぶりではないでしょうか。
ブックオフでは安棚の定番なのですが初期のオリジナル・アルバムはあまり置いていないって知ってました??
この78年のファーストもジャケットは知りませんでしたよ。杏里のロゴが演歌っぽいね(笑)
今回はそのうち2枚購入しました。
当時18歳の杏里、レコーディングはロスA&Mスタジオとフォーライフ、かなり期待そして力の入れよう。ミュージシャンも現地で調達しているようです。78年ってこともあって瀬尾一三のアレンジはAORテイストで、エレピが良い音しております。これはあまり売れなかったようですが、今聴いてもなかなかの出来ではないかと思います。
やはり尾崎亜美からの提供曲「オリビアを聴きながら」は目立つね(笑)
ボートラは今回なんと初CD化の尾崎亜美提供の「遠い日のイマージュ」を収録、この後、サード・アルバムではムーンライダースど組んだりと混迷期があるものの、角松敏生と出会ってからブレイクしたのはみなさんご存知ですよね。
今回の紙ジャケシリーズですがファンからのご指摘があるように、同時にレコーディングしていたアルバム未収録シングルA面を収録してくれたら良かったとの意見がございますね。オールタイムベストを発売した関係でオミットされた可能性あり、出来ればオリジナル・アルバムに入れて欲しかったですが、メーカーはベストを売りたいんだよねー。でも初CD化のシングルB面をリリースしたのは良かったですね。杏里に限らずまだまだ未CD化っていっぱいあるから、どんどんお願い!
収録曲
01 オリビアを聴きながら
02 ラプソディー
03 そぞろ寒
04 西日うすれて
05 So Long
06 Flying 午前10時発
07 中国人形
08 キーワードを探せ
09 Blue City
10 フェイド・アウト
Bonus Track
11 遠い日のイマージュ
角松敏生プロデュースの3作品は紙ジャケでリリース済みですが、最も地味な初期のアルバムが再発されるとは夢にも思ってなく、私もこの記事で初めて知りました(汗)
実は最初の3作品は私も持ってます(もちろん紙ジャケではありませんが)
「オリビアを聴きながら」は中一くらいの時にFMラジオで流れてたのを聴いたのが最初で、メロディーとアレンジが気に入ったので当時カセット(懐)に録ってしょっちゅうリピートしてました。
あと、「キャッツ・アイ」以前のシングル曲「思いきりアメリカン(小林武史作曲)」も良いですよ~^^
ちなみに「オリビアを聴きながら」は杏里のデビュー曲として尾崎亜美(当時21歳!)が提供した作品で、本人がセルフカバーしたのは2年後(1980年)になります。
今回はコメントないだろうと思っておりましたので、越後もち豚さんの熱いコメントにはこちらもマジでびっくり!です(笑)
フォーライフ、相変わらず宣伝下手と言うか・・・、まあフォーライフに限りませんがね(苦笑)
まだこの頃の杏里は路線が定まっていなかったのでしょうね。サードのムーンライダースとの共演はちと浮いているし・・・、暗中模索していてこちらとしては楽しいですがね(笑)
今回は最新リマスターにシングルB面をボートラに収録され、買いなおしは必至だと思います(笑)
角松三部作は紙で入手済みでしたので最初の3作が再発は当方も驚きです。
「思いきりアメリカン」等のアルバム未収録シングルA面はオールタイムベストに収録されたので、ファンからはブーイング起きてます(苦笑)
「オリビア」は杏里が最初でしたか!これは勉強になりました、ご指摘ありがとうございます。亜美姉さんの実力って凄いですよね。最近彼女の紙ジャケも入手致しましてので近々紹介しますね!