朝比奈マリア / MARIA +2
購入場所 SMEオーダーメイドファクトリー通販
購入価格 1CD¥3,150
備 考 オリジナル1979年、デジタル・リマスター(多分)
現在、画家として活躍中の朝比奈マリア1979年のファースト・アルバムが初CD化されました。
ルックスから今で言うモデルがCDを出す感覚でしょうが、今ではここまで豪華には制作できないでしょうね。
特筆は達郎マニアには必修?の吉田美奈子とコーラスで参加している和モノ・ディスコ・ナンバーの「ディスコ・ギャル」でしょう。ゴージャスなディスコ・アレンジが当時17歳の朝比奈マリアのヴォーカルがぴったり。全編この路線が良かったのではないかな~。
そして、このアルバムにはなんとYMOも参加、クレジットからYMO編曲の「おんな ともだち」はてっきりテクノ歌謡かと思いきやこれがまた全く異なるニューミュージック路線とは驚き!79年ですとまだテクノ・ポップが確立していない頃、YMOと言うか、イエロー・マジック・オーケストラはフュージョンぽいジャンルでもあったから、テクノではない珍しいアレンジとなってしまったのかな???
もちろん、3人も演奏に参加しておりますが、YMO色は感じられないね。やはり山下達郎、吉田美奈子が一番目立ちますな。
その他フィル・アップチャーチ、林立夫、松任谷正隆らが参加、当時のスタッフが片手間ではない気合入れたレコード制作を感じさせるアルバムです。全体的に統一感は無いんだけどね(苦笑)
今のモデル系の人には出来ないアルバムだね、作るならとことんです!
収録曲
01. ディスコ・ギャル (作詞:山川路夫/作曲:すぎやまこういち/編曲:Harvey Mason)
02. 昼下がり (作詞:伊達歩/作曲:佐藤健/編曲:松任谷正隆)
03. おんな ともだち (作詞:山川路夫/作曲:細野晴臣/編曲:イエロー・マジック・オーケストラ)
04. 訣別(わかれ) (作詞:池田理代子/作曲:滝沢洋一/編曲:佐藤博)
05. 霧雨のあとで (作詞:山川路夫/作曲:原田忠幸/編曲:坂本龍一)
06. 金色のなぎさ (作詞:山川路夫/作曲:細野晴臣/編曲:Harvey Mason・細野晴臣)
07. ペパーミントの風 (作詞:中村治子/作曲:佐藤健/編曲:松任谷正隆)
08. 殿方ご免あそばせ (作詞:山川路夫/作曲:すぎやまこういち/編曲:すぎやまこういち)
09. 心のままに (作詞:星野貢一・長谷川みつ美/作曲:嶋健/編曲:Harvey Mason)
10. ママにだけ言えない (作詞:Michel Berger・訳詞:岩谷時子/作曲:Michel Berger/編曲:松任谷正隆)
Bonus Tracks
11. ディスコ・ギャル(Single Mix ヴァージョン)
(作詞:山上 路夫/作曲:すぎやま こういち/編曲:ハービー・メイソン・すぎやま こういち)
12. 霧雨のあとで(Single Mix ヴァージョン) (作詞:山上 路夫/作曲:原田 忠幸/編曲:坂本龍一)
個人的には編曲者として佐藤博とハーヴィー・メイソンの名前があったので、妙に納得してしまいました。
「ヘッド・ハンターズ」でお馴染みのハーヴィー・メイソンは大村憲司作品や、後年カシオペアのアルバムにも参加するなど、アルファレコード関係の仕事が多く、佐藤博も後に名盤「awakening」をはじめ数多くのアルバムをアルファからリリースするわけで、いわゆる“アルファ人脈”がバックを支えて完成したアルバムってわけなんですね(そういえば吉田美奈子も当時はアルファ所属でしたね…)
ところで大介サンはこのシリーズ内で何作か購入されてるようですが、当時聴いたことのある作品を買われてるのですか?
それとも全く未知の作品をギャンブル的感覚で?
私も2点ほど購入しましたが、さすがに後者の買い方はなかなか出来ないッス(苦笑)
朝比奈マリアの記事にコメントが入ってうれしいですよ~。
やはりアルファ関係でメンツ占めているようですね。佐藤博はあの「awakening」の佐藤博か~。
当方はディスコ・ギャルのような全体的に和ディスコのイメージで買ったので、意外やニューミュージック路線で驚いております。
と言うことで
>それとも全く未知の作品をギャンブル的感覚で?
ってことです(笑)普段はギャンブルしませんが。音にギャンブルしちゃいますね(汗)