無駄遣いな日々

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大型古本店ブックオフに眠る廃盤CDを発掘せよ!

STAMPEDE / THE OFFICIAL BOOTLEG (紙ジャケ)

到着日   2010年4月3日
購入場所 HMV通販
購入価格 1CD¥2,800
備   考 オリジナル1981年、SHM-CD仕様
STAMPEDE / THE OFFICIAL BOOTLEG (紙ジャケ)_b0042308_2344846.jpg

レインボーやMSGを聴いていたらニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル(以下NWOBHM)のバンドが聴きたくなった。丁度良く4月にユニバよりSHM-CD紙ジャケがアンコール・プレス、その中から代表格のスタンピードもアンコール・プレスされたので早速聴いてみた。

NWOBHMのムーヴメントは伊藤政則氏の解説によると、既存のハード・ロックへの絶望と本物のハード・ロックに対する強烈な飢えだとか。
それにパンクバンドから影響された自主制作でのリリースで一気に多数のバンドが立ち上がったらしい。そして、自主制作のためNWOBHMの全貌は今でも明らかになっていないとか。

このスタンピードを聴いてみたが、今聴くとニュー・ウェイヴってところは特に感じなく、意外とメロディアスで聴きやすいのである。既存のハード・ロックへの絶望ってZEP解散とかポップに走る虹とかなんだろうか?音の中に古き良きハード・ロックが垣間見える感じはするね。

ハード・ロック、へヴィ・メタルも奥が深いよね。
NWOBHMムーヴメントの主役ではあったもののたった2枚のアルバムで消滅しちゃったそうで、それでもハードロック史の中には名前が残るのだから、重要なバンドなんだね。

STAMPEDE / THE OFFICIAL BOOTLEG (紙ジャケ)_b0042308_23221999.jpgバック・ジャケでございます。メジャーは保守的で彼らのレディング・フェスでのライヴをそのままデビュー・アルバムとしたそうだ。あまりお金をかけられなかったらしい。お金をかけられなかったことがNWOBHMバンドの悲劇??


STAMPEDE / THE OFFICIAL BOOTLEG (紙ジャケ)_b0042308_23262474.jpgボートラの12インチ曲のジャケットまで封入、そこはさすがユニバですな。


本日はaikoのマキシと一緒にこれまたNWOBHMの雄、エンジェル・ウィッチが到着したから早速聴いてみようっと。

収録曲
01 MISSING YOU
02 MOVING ON
03 DAYS OF WINE AND ROSES
04 HURRICANE TOWN
05 SHADOWS OF THE NIGHT
06 BABY DRIVER
07 THE RUNNER
08 THERE AND BACK
BONUS TRACKS
09 DAYS OF WINE AND ROSES (12"EP VERSION)
10 MOVIN' ON (12"EP VERSION)
11 PHOTOGRAPHS (12"EP VERSION)
12 MISSING YOU (12"EP VERSION)
Commented by PIO at 2010-04-22 22:43 x
daisukeさん、こんばんわ!

お~お!こんなところまで行っちゃいましたか。
NWOBHMにはまると大変ですよ(笑)。

>今聴くとニュー・ウェイヴってところは特に感じなく、
ハード・ロック低迷期の70年代終盤と80年代初頭にパンク等がニュー・ウェイヴと言われていたのに対して従来のハード・ロックはオールド・ウェイヴと呼ばれており、それとは別物だということでニュー・ウェイヴと付けたしハード・ロックではなくヘヴィ・メタルと名付けたようです。

ちなみにNWOBHMのバンドは必ずといっていいほど1曲(あるいは2曲)良い曲があります。それは7インチ時代だったからとのことです。例に漏れずエンジェル・ウィッチも・・・。でもその曲のためだけにでも買う価値ありです。

NWOBHMの個人的なおすすめは(メイデンは置いといて)ダイアモンド・ヘッドとプレイング・マンティスです。煽ってませんよ~(笑)
Commented by daisuke_Tokyocity at 2010-04-22 23:00
PIOさん、こんばんは!

ヤバイって思うのですが結構メロディアスな構成に嵌っちゃったかもしれません。エンジェル・ウィッチも昨夜聴いたら結構気に入りましたよ。

NWOBHMですがそのオールド・ウェイヴの良いところは吸収されていると思いますね。

やっぱり7インチ主流だったそうですね。自主制作はパンクバンドを手本にしたそうです。
プレイング・マンティスは聴いてみたいんですよ。権利クリアが大変だったようですね。未だ権利がハッキリしないものが多いみたいですね。それだけ一気にそのオールド・ウェイヴにに対して武装蜂起したバンドが多かったのでしょうね。本物のハード・ロックへの枯渇と飢えはあったんですね。

やっぱり、嵌るとヤバイですか~(笑)
Commented by PIO at 2010-04-22 23:30 x
>プレイング・マンティスは聴いてみたいんですよ。

是非、機会があったら聴いてみてください。ブリティッシュ・ロックにありがちな湿った感じはないですがアメリカン・ロックでは中々出会えない泣きのメロディーが満載です。「Time Tells No Lies」と「A Cry For The New World」は素晴らしいです。

(完全に煽ってますね。)
Commented by at 2010-04-23 00:17 x
daisukeさんこんばんは、どんどんハードロック方面に進出中ですね。
NWOBHMは私も最近まであまり聴かなかったのですが、
予想以上にメロディックでいいですね。
もっと古くてシンプルな曲のイメージでしたが、メロハー的な
いい曲もいろいろありました。
NWOBHMも気になりますが、底なし沼っぽいですね。(笑)

このアルバムはDAYS OF WINE AND ROSESがお気に入りです。


PIO さんのあげてらっしゃるマンティスの2枚は個人的にも家宝級です。
昨年のライブにも行ってきましたが、感動しましたよ。
機会があれば是非。(煽りに参加しました。)
Commented by daisuke_Tokyocity at 2010-04-24 10:27
PIOさん、おはようございます!

NWOBHMって色々調べたら、やっぱり「オールド・ウェイヴ」なハード・ロックの良さを継承している点が好きだったりします。
当時のムーヴメント、ムーヴメント以上に既に主役だったメイデンやデフ・レパード、サクソンは別格ですよね。特にメイデン、デフ・レパードはNWOBHMのムーヴメントに居るとは思わなかったですよー。

当時、あまりヘヴィ・メタルを聴かなかったのは渋谷陽一氏の影響だと思います(笑)、もったいないですね(笑)

う~、ダイヤモンド・ヘッドって紙ジャケ出ているんですねー(悩)
Commented by daisuke_Tokyocity at 2010-04-24 10:45
犬さん、おはようございます!

NWOBHMは7inchのみで消えたバンドに魅力が詰まっているようですね。仰る通り、底なし沼状態で未だ発掘できない7inchもあるとか。
一体どのくらいのバンドがムーヴメントを起こしたのか、知りたいですね。

また従来のハード・ロックをちゃんと継承しているところが好感もてます。
マンティスはメロディアスのようですね、また日本で人気あるのが特徴でしょうか。
あ~、すごいジャンルに手を出してしまったな~(苦笑)
Commented by PIO at 2010-04-24 14:29 x
daisukeさん、こんにちわ!

>う~、ダイヤモンド・ヘッドって紙ジャケ出ているんですねー(悩)
個人的なお勧めは(しつこい?)「Lightning To The Nations」なんですが日本盤は出ていなかったような気がします。紙ジャケの2枚から選ぶなら「偽りの時」の方ですね。

NWOBHMは嵌ってしまうとRainbowより大変ですよ。なにせ、7inchが主流なため、プレスが少なく、種類が多いです。なのでお目当てのものを見つけたときのうれしさは格別でした。その分値段を見たときのショックは大きかったですが・・・。

手っ取り早いのはコンピレーションものを見つけることなんですが、アナログはもちろんCDもプレ値がついているものが多そうですね。しかも、このバンドはNWOBHMじゃねぇだろ~というようなものまで入っていたりしますしね。
Commented by daisuke_Tokyocity at 2010-04-24 20:36
PIOさん、こんばんは!

やはり底なし沼のようなジャンルのようですね(苦笑)

>7inchが主流なため、プレスが少なく、種類が多いです。

発掘が未だ進んでいないようですから、一体いくつあったのでしょうかね?
そう考えると、アイアン・メイデンやデフ・レパードって凄いですね。
特にメイデンの現役感には敬意を表します。

コンピも廃盤が多いようで、今からですと嵌るとキケンなジャンルですな!
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by daisuke_Tokyocity | 2010-04-21 23:36 | 国内ネット通販 | Comments(8)

by daisuke_Tokyocity