発掘その27 大都会〜闘いの日々〜オリジナルサウンドトラック盤
入手場所 東京都日野市内のBOOK ○FF
価 格 ¥950
備 考 帯なし
見かけ度 ほとんど見かけません!
TV朝日「弟よ」放送記念じゃあないけど、思わずジャケ買い(ジャケットだけで買ってしまうこと)してしまった日本テレビ系放送ドラマ「大都会〜闘いの日々」オリジナルサントラ盤を紹介。
とにかくこのジャケット表を見よ!
石原裕次郎&渡哲也のツーショットジャケット!もうこれだけで刑事ドラマファンは買わなければならない、これで何も感じなかったら刑事ドラマ観る資格なし!
この「大都会」は、同じ系列の「太陽にほえろ!」に比べれば内容はどちらかと言えば暗い内容が多かったなー、事件の終わりが納得いかなかったり悲惨だったりと、その中で渡演じる黒岩刑事が成長していく、そんな感じだったな。西部警察の原形はこのドラマには全くなく、大都会PART2,3がプロトタイプでしょうな。拳銃、ショットガン乱れ撃ちも当然なし。
共演のBARの女、篠ヒロコ(当時はカタカナ)も暗かったなー、カタカナだけにほんと暗いイメージだ。(なんのこっちゃ)
それにしても、5夜連続ドラマ「弟よ」は意外と面白かったなー。日本のドラマもやれば出来るではないか。
石原軍団総出演、うれしかったのが石原軍団を離脱した寺尾聡が松竹梅のCMのシーンで宇野重吉役(寺尾のお父さんね)で出演したこと。また当時の松竹梅CM(もちろん裕次郎&宇野)も放送する粋なところもよかったね。役も意外やマッチしていたね、特に歳をとったそれぞれの役は本当にマッチしていた、やはりベテラン俳優の深い演技が出せる技か?
そうなると若い裕次郎役の徳重はまあいいとして渡哲也役の憲二坂口(なぜ名前から書く?)はもうちょっと演技勉強しようね。なにせ本人目の前に演技しているんだから!
作曲は共作で篠原仁志に伊部晴美、篠原はスタレビ等に曲提供、伊部晴美って実はすごくて、昔の日活、大映映画の音楽ほとんど手掛けた人、ちなみに千葉ゴルゴの映画音楽もこの人!この人の作品集も出ていいかもね。
パッケージの装丁と音源は旧版(ポリドール)の流用で、中のライナーは(たぶん)LPレコード用の使い回しという“超”手抜き仕様でしたが、安値だったんでまあ良しとします(苦笑)
それにしても、この「大都会」といい、途中からプログレばりの変拍子が入る「特捜最前線」といい、昔の刑事モノのOP曲はロックテイストに溢れてましたね~
大都会サントラの記事へコメントありがとうございます。999円シリーズで出ていたとは知らなかったです。流通在庫での購入、良かったですね。
ロックテイスト溢れる大都会の音楽は0座標ってグループなのですがこの音楽については先日発売されたスーパーブックでも語られておりません。となると永遠に語られないのかなと思ってしまいます。検索してみますか。