無駄遣いな日々

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大型古本店ブックオフに眠る廃盤CDを発掘せよ!

カテゴリ:読書( 7 )

購入日   2012年12月23日
購入場所 タワーレコード新宿店
購入価格 1Book¥2,520
備   考 オリジナル1986~2003年、40編セレクション
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レココレで掲載された岡田則夫さんの「蒐集奇談」が40編セレクションとして初単行本化されました。
正に当ブログの始祖鳥的存在、岡田さんの面白おかしく書いた文章でブックオフでのレア盤探しが始まったと言っても過言ではありません。それが発展したFC東京応援遠征もジャンルは違えど、根底は同じなんですよね。遠征先での食べ歩きもレコード収集と同じ匂いがありますな。

最初は近所からそして都内、そして全国へ。大量のSPレコードに出くわした時の感動はコレクターである方なら「わかる、わかる」と頷く箇所が多いですね。出てくるSPレコードはよくわかりませんが、それを自分の好きなジャンルに当てはめれば岡田さんの気持ちと同化しますよ(笑)
歴史をしっかりと調べ(これが勉強になる)、その町の雰囲気が読者にしっかりと伝わり、そしてレア盤発掘の嬉しさもしっかりと伝わってきます。
そしてこれは今でも同じですが同じ趣味を持っている方は百年の知己のようにすぐに打ち解け、話すと時間がすぐに経過してしまう、それは当ブログでお会いした方も同様で本当に気持ちがよくわかるんですね。また、当方にはあまり縁のない道具屋さん、骨董屋さんとのやりとりは本当に面白いです。

最近はインターネットの発展で自宅でも調べられますが、岡田さんの「それを手に入れるまでの過程が好き」ってところにこの本のテーマがございます。とにかく足で稼ぐ、昔のブックオフは足で稼げばレア盤がざっくざく掘り出されたことを思い出します。今ではネットで情報が共有され、レア盤は全国統一価格は便利になった分、面白みが無くなっちゃいましたかね。

それにしても岡田さん、サラリーマンにしては所帯を持ちながら軍資金が豊富?ですね(笑)
そしてこの本を読んだらまた自分の足で安いレア盤を探したくなりました。やっぱり予想外の出会いって本当に衝撃で印象に残りますからね。
当ブログの読者でへヴィ・ユーザー・コレクターさんは必修の本でございます(笑)
by daisuke_Tokyocity | 2013-01-04 00:29 | 読書 | Trackback | Comments(4)
到着日   2008年12月27日
購入場所 楽天ブックス
購入価格 ¥650
備   考 オリジナル1988年、廣済堂文庫刊
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年末に楽天ブックスよりまとめて買った裕也さん、新伍、そして勝新さんの著書をようやく読み終わりました。
先日、たまたま自宅でNHKの氷川きよしの番組でゲストに松平健が出ており、彼は勝プロ出身だったんですね。その番組で松平健をカメラテストをしている映像が出てきましたね。そこで指導している声の主は勝新さん、その演出指導が素晴らしいんですよ。やっぱりこの本に書いてある通り、台本通りにやらない俳優だったんですね、台本通りしか出来ない俳優は俳優ではない!と言い切っておりますからね。その場の雰囲気で演出も変えるそうです、それでいて面白くなるのですからさすが破天荒な俳優と言うか、陰の監督でもあったわけですね。

僕は存命中の勝新太郎はあのパンツ事件と途中で打ち切りとなった「警視-K」と真剣を使って死亡事故が起きた映画「座頭市」程度しか知らなかったのですが、何年か前に池袋・文芸座での日本映画三本立てで勝さんの体当たりするようなスピードある殺陣に釘付けとなってその後たくさんの映画を観て、魅力に惹かれましたね。この著書の中では自分が思っていた以上の勝新太郎像が書かれており、読んでいて楽しかったですね。

確かに、この本を解説している吉田豪氏が指摘されるように黒澤明監督「影武者」の降板とか、演出が早すぎた「警視-K」のお話聴きたかったけど、それを差し引いても勝さんの豪傑なところが見えてきます。TVシリーズの「座頭市」DVD箱欲しいな~、あと「警視-K」は是非ともDVD化して欲しいな~、達郎の「甘く危険な香り」のインストはCD化されているから映像を是非!!
by daisuke_Tokyocity | 2009-01-25 14:04 | 読書 | Trackback | Comments(13)
到着日   2008年12月27日
購入場所 楽天ブックス
購入価格 ¥650
備   考 オリジナル1998年、10年ぶりの復刊!廣済堂文庫刊
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山城新伍は結構好きな俳優の一人ですね。これ読んでそして最近、東映「不良番長」シリーズを観て、今も昔も基本的にキャラクターが変わっていない人なんだなと再認識、現在はあまり音沙汰聞いておりませんが、また一線でご活躍して欲しい俳優であります。

その新伍さんが影響を受けたこれまた個性あるお二方と言うかご兄弟、冒頭「この二人以外に影響は受けていない」と言い切る若山富三郎、勝新太郎兄弟のエピソードを面白おかしくはたまた愛情をこめて書き上げたエッセイ集があの裕也さんの名著を復刊させた廣済堂出版より復刊されました。それにしても廣済堂出版のご担当者さん、あなたは偉い!よくぞ企画通りましたね。

内容はお二方のエピソードもあり、はたまた山城新伍らしい行動もありと笑えたりもします。怒られるのが嫌だから逃げてしまうところなんか、いかにも。印象に残ったのはやっぱり勝新さんの豪傑なところだろうな、それでいて結構演出家だったようですね。どちらかと言うとお兄さんはちょっと控えめな感じだったようです。お互い千両稼いで、三千両使う方でやっぱりお二人とも豪快だったんですね。黒澤明「影武者」で勝新さんの降板について、またこの映画の制作について新伍さん、強く批判しているところも印象に残りましたね。エッセイだからスラスラ読めちゃいます。あまりみなさんにはオススメは出来ませんが、若山さん・勝新さんが好きな日本映画好き方にはオススメしておきます。

相変わらずマニアックでスミマセーン。
by daisuke_Tokyocity | 2009-01-15 00:22 | 読書 | Trackback | Comments(4)
到着日   2008年12月27日
購入場所 楽天ブックス
購入価格 ¥690
備   考 オリジナル1976年、32年ぶりの復刊!廣済堂文庫刊
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実はこの本の存在って知らなかったんです。いや~、面白かった!

僕は裕也さんの存在は中学2年の大晦日にテレビ朝日で生放送されたニューイヤーロックフェスから知りました。それから現在までの裕也さんのことは知っているのですが、あまり知らない人ですと裕也さんってどうも誤解されやすいんですよね。また一般のロックファンからは「歌が下手なくせに」「楽器弾けないくせに」とか言いますが、ファンから言わせれば「上手にやっても困る」んですよね(笑)
代表曲はチャック・ベリーの「ジョニーBグッド」か頭脳警察の「コミック雑誌なんか要らない」で十分!最後にジャンプして締めるなんか素敵です。そしてジョン・レノンと面識あるってのも凄い!(これはオノ・ヨーコ経由でしょう)

この文庫読んで、裕也さんのポリシーを感じるんですよね。徒党を組むところとか、「あの事務所、外タレばっかギャラ高めにしやがって俺らタダかよ」って発言は後のU音楽事務所への殴りこみの布石でもあるし、なぜロックフェスをやるのかがわかります。「自分だけ売れてあとは知らん振りはダメだ」的な発言はわかる気がします。

裕也さんの幼少の頃から1976年までのことを、裕也さん自身のおしゃべりをそのまま活字にしているのでなんだかトークショーみたいな感覚です(笑)
なぜ外国へ行ったのかとか、ジュリーをスカウトしたお話とかも書いてあります。
「内田裕也の金言名句集」での矢沢永吉や吉田拓郎への一言コメントも面白い。

いつか裕也さんのトークショーかなんかやれば結構面白いお話聞けるんじゃあないですかね。
まさかの文庫本化ですので今年は裕也さんのソロ・アルバムが紙ジャケ&リマスターされたらファンとして最高に嬉しいんだけどね。昔の日本のロックファンオススメの一冊でございます!
by daisuke_Tokyocity | 2009-01-03 03:12 | 読書 | Trackback(1) | Comments(6)
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ディープな酒場が大好きな者にとってのバイブル、大川渉・平岡海人・宮前栄共同著「下町酒場巡礼」&「下町酒場巡礼もう一杯」(ちくま文庫出版)を再読しております。
発行が2001年、読んだのはもっとその後、当時としては画期的な本ではないですかね、コレを上回る酒場巡り本は出ていないし。

この本を最初に紹介して頂いた悪友と何軒かハシゴして行ったことを思い出します、この本を読み始めた時はまだチェーン店しか知らなかったし、新橋なんか未開の地です。これがきっかけで更にパワー・アクティヴ・モードとなったのは否定できません(笑)
多分このブログも無かったかもしれません?

当時は、どんな感じのお店だろう?と想像の範囲でしか読めませんでしたが、今読むと著者の書いた雰囲気がわかるんですよねー。
あれから無くなったお店も多いだろうな〜。

再読して久々、酒場ラリーをしてみたいな〜なんて思いましたね。解説の「人が酔うのは酒ばかりではない」が最高!
by daisuke_Tokyocity | 2008-01-30 00:06 | 読書 | Trackback | Comments(6)

茂木信太郎・著 / 吉野家

到着日  2006年10月5日
購入場所 アマゾンJP通販
購入価格 ¥1,680
備  考 生活情報センター出版
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久々の読書ネタである。最近、一時復活した「吉野家の謎」について外食産業研究の第一人者・も茂木信太郎氏がひも解いた本。
この方、吉野家の社員でも関係者でもないのに、想像を含めよくここまで書いたなーと思いました。
吉野家LOVEも含まれておりますが外食産業とリンクさせながらの吉野家論は思わず頷いてしましった。
あの衝撃の¥280牛丼の真相、牛丼が売れない時こそ実は吉野家最大のチャンス等思わず読みふけってしまう。
やっぱり素晴らしいのは吉野家が常に危機感を持って経営していることですね、BSE発覚前に既にそうなった場合のシミュレーションを関連会社で試していたり(カレーはPOD&POTで、焼き鳥丼はYOSHINOYA USAで販売済み)、とにかく先を見た経営なんですね。
また、この米産牛肉輸入再開は輸入ストップ前と比べ輸入量が限られているため、吉野家には不利と書いております。

一時、吉野家は牛肉の品質を落とし、値段を上げたことで倒産したこともある。その経験をも活かした経営術も書かれておりました。
牛肉の品質を落とさず、そして店員のサービスも低下させずに値下げする術も思わず「へ〜」と感心してしまった。
なぜ食券を使わないのか?食券制度だと食べ終わったお客さんに「ありがとうございました!」を言うタイミングを逃すことや、追加注文でもいちいち客に食券販売機まで行かせないことが重要とのこと。これも吉野家らしいなー。

吉野家の牛丼ファンなら一読の価値ありです、ところで牛丼のメニューって並、大盛り、特盛の組み合わせで72通り!もあったってご存じでしたか〜〜??

汁濁、ネギ濁は知っていましたが、ご飯は普通盛りで牛肉が大盛りのあたまの大盛りは知りませんでしたね〜。奥が深いね!

b0042308_23532318.jpgご存じ、豚丼@¥330、他のチェーン店よりやっぱり吉野家の味付けが美味しいね!


b0042308_2355145.jpg吉野家のプレーンカレーwithチーズ@¥340、カレーは吉野家ディー・アンド・シー・グループのカレーショップPOD&POTで味は実証済み。牛丼代替え品は既に出来上がっていたのだ。


どれも美味しいよ!この本読んで更に吉野家好きになっちゃったよー。ちなみに今度の牛丼は11/1〜11/5です。
by daisuke_Tokyocity | 2006-10-20 00:03 | 読書 | Trackback | Comments(4)
タイトル  飢えて狼
著  者  志水辰夫
出版社   新潮文庫
購入価格  ¥250(定価¥619) 
購入場所  ブックセンターいとう聖蹟桜ヶ丘店

勤務地が変わって、今まで徒歩通勤だったのが電車通勤となりました。そのため徒歩20分が4.5倍の90分となってしまった!朝起きるのも早くて、7:00だったのが5:30、あー今日も睡眠時間5時間弱か〜。

だからと言ってマイナス指向では面白くない、プラスに展開しよう。電車に乗っている時間が約60分、往復で2時間なら、本が読めるぞ。本を読めばなんだかすぐ到着する気がする。
ということで転勤して二ヶ月経ち小説をかなり読みましたよー。

今回、紹介するのは志水辰夫著「飢えた狼」
内容は、時は1980年頃、小さいボート屋で細々と暮らす元ロッククライマーが択捉島へ行き、ソビエト連邦要人を連れ出すと言う冒険小説。

択捉島ってあの北方領土の択捉島である、この北方領土を扱った冒険小説ってことで北海道ファンの僕は胸踊りました。一体どんな展開になるのだろうか?とにかく択捉島という固有名詞だけでもスケールが大きく感じる。今から3年前に実際観た国後島とか大きく感じたからね、尚更そう思います。

実際読んでみると、著者は実際北方領土に行ったのではないか?って具合に事細かく書かれている。千島列島特有?の自然描写はすごいです。
その島の自然風景が浮かびあがるので読んでるこちらも、ヒーローの気分になれたりして。ストーリーの択捉島から国後島を経て脱出する描写は圧巻、どうやって脱出したかは読んでみて〜。読みやすいので4日もあれば読めちゃいます。

それにしても安いね〜、¥250で北方領土を冒険出来るんだからね。これからも面白い本、紹介します。

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by daisuke_Tokyocity | 2004-12-03 00:33 | 読書 | Trackback | Comments(0)